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マシンヘッドvsヘイトブリード@EAST

《THE BLACK PROCESSION》
@渋谷O-EAST


これはちょっとマジで危なかった話。
普通18時開演で4バンドってったら、最初は若手邦バンドだし、ダブルメインだし、
なんて考えて
18:00-18:30,18:50-19:30,19:50-20:50,21:10-22:10(en-22:30)
ってな流れを想定するわけですよ。
で、前日のついーとを見てたら全然違ってて、邦バン17時半開始で
3番目のヘイトブリードは18:50開始ってあんたそりゃあかんで下手したら
見逃してたで、と思いました。
ついったやってて良かった。


・HATEBREED
18時50分にイースト着いて万全の体勢になってるってのも正直きつくて
ほんとギリギリで大汗かいてフロア後方の一段高いとこに構えたら丁度開始。
初ヘイトブリード。
思えばこれまで何度チャンスを逃してきたのか、というぐらい。
事前予習でそんなに曲知らなくても楽しめそうな感じだったので、
一通り流し聞きした程度ながらそれでも充分。
コール&レスポンス的なところが付いていけなかったぐらい。
前日レポでもあったように若干音がくぐもってた感はあって、そこはちょっと
残念だったけど、思った以上に楽しかった。
ラウドミュージック界の新星と言われていた時代は今は昔、もはやこの分野を
牽引する第1人者。
さすがの貫禄と00年代らしいクロスオーヴァー感覚。
惜しむらくはもう少し長い時間見たかった。
フロアもモッシュ、サークル、ダイブ続発の大盛り上がりでした。


・MACHINE HEAD
スーツでフロア部分最後方に下りて開演を待ってるとフロアを区切ってる
柵が抜かれて端に運ばれていきました。
これ勝手に客がやってるんよね、ほんま笑える。
前回のラウパでの来日時はあまり予習もしてなくて「Take My Skars」しか
わかんなかった(それでも充分暴れてはいた)のもあって、今回はかなり聞いて
から行ってみた。
最新作びっくりしたのはメロデスとか正統メタルみたいなドラマチック
ロディアスなツインリード。
そこをクリアヴォイス交ぜて歌うので最初別バンドかと思ったぐらい。
今回ライブも新旧織り交ぜた多彩なセットでした。
どこまで盛り上がるかな、と心配はあったけど、ヘイトブリードには及ばなくとも
でっかいサークルモッシュは随時発生。
俺も「Take My Skars」で発狂スイッチ入ってめちゃくちゃ飛び跳ねながら
腕振り上げて叫んで頭振ってうぉうぉ叫んだぜ。
スーツなのでサークルモッシュは自粛。
あれやるとステージ見えへんしな。
そんなこんなで分量的にも充分満足できる最高なライブでした。


基本は野郎9割なんだが、ヘイトブリードのお陰なのか若い女の子もちらほらいるのね。
しかも結構本気で暴れてたりして、逆にこの世代になるとメタルダサい認識も
ないんだと思う。
っていうかメタルって認識ないかもね。
実際ヘイトブリードの盛り上がり方ってオーセンティックなメタル様式で
騒いでる奴少ない。
俺はメタル好きだし、メタルであることで気持ちが上がる部分もあるけど、
そういうのももういいかなあ、なんて思いました。