2019 はてなダイアリーから移行しました

SCUM BIRTHDAY 2009

KURUU CREW Presents
scum birhtday 2009
@新大久保EARTHDOM


新大久保のアースダムというハコに14時半過ぎに到着。
並んでたけどまあすぐ入れた。
殺風景なライブハウス。
縦に長くてネストよりちょっと大きい感じ。
ステージは奥行きがあって結構広いね。
渋さとかも充分入れそう。
フロアと別にバースペースがあって、そこにはソファーもあるけど
なんか集団がいて居づらかった。
ロッカーがないという情報をwebで見てたので道路の向かいの100円ロッカーに
荷物入れたら中にロッカーあったやんけ。


Hair Stylistics
去年春渚で狂うクルーのライブ中に競演したのを見たことがあるけど、
単独では初めて。
観客40人位の中10分ちょい押しでライブ開始。
中原さん客席の俺の前を普通に通ってステージへ。
アンチSKの床屋が潰れて髪切れないつってたが、前からボサボサな気が…
後、村田くん誕生日おめでとう。また死へ一歩近づきましたね、とか言ってた。
わかってはいたけど耳が痛い位の電子ノイズの嵐。
ほぼ寝てない身には応えるぜ。
して時々マイクでうぎぁぁぁぁぁあああ!!
意味わからん過ぎていいけど、俺はメルツの方が好きだな。
約20分強ノイズ一本勝負。


・AKBK
ツインギターの5人組轟音ハードコア。
ギターの1人は長髪な白人。
セット準備中のまったりした会話とのギャップが凄いデス声、
たまにわめき立てるようなシャウト。
柵に登って天井につかまりながら叫んでた。
鯨が給食に出てた世代と言ってたので歳は俺と一緒位かも。
ほとんど何叫んでるかわからんが「くじら食わせろ」だけわかった。
これも20分位。


・つるばみ
顔が隠れるくらいの長髪のおっさん2人がギターとベースで、
ちょっと歳くった感じの女性ドラム。
プログレちゅうかストーナーちゅうかドローン的なとこもあって、
これまた3人とは思えない轟音。
好き勝手に暴れまわるギターにグリグリのベース。
ドラムも独自のリズムでカオス感を増幅させる。
なかなか気持ちいいけどメンバー一言も発せず怖いな。
多分一曲だけ15分位で終了。
アシッドマザーズテンプルの人がいるみたい。


・大野雅彦with ASTRO
電子ノイズとノイズギターの競演。
ギターはたまにリフ的な音を執拗に繰り返し、イフェクトかけたマイクで叫ぶ。
電子ノイズさんも途中からマイク持って叫んだり、機材持ち上げて
ツマミいじりつつ台に登ったり。
叫びがかきけされる程の轟音ノイズ25分一本勝負。


相対性理論
巻いちゃってメンバーが到着してないということでしばし待ち。
終始7〜80人位だったフロアは理論直前で一気に人がふえて、多分100人強。
それでも普通に考えたら少ないんだろうね。
普段知らんけどさ。
バックにシンプルな構成の3人とボーカルやくしまるえつこ
曲イメージ通りの物憂げな表情、儚げな声。
なんつか恥ずかしくなるような少女趣味だけどちょっと奇妙で、
チクッと刺すような感じの歌詞。
演奏も音数少なくてシンプルだけど、これはまあ音源聞いてる方がいいかも。
中盤に「Loveずっきゅん」「地獄先生」と代表曲らしいのをやったけど、
大して歓声が上がる訳でもなく淡々と進行。
てか、序盤は拍手さえなかった。
MCは最初に「相対性理論です」と最後「またね」。
あと「地獄先生」前振りで「テレパシーの受信距離、5cm。」。
って歌詞なのかと思ったら違うのか。
ちょっとぞわっとしたが、その内慣れるんだろうな。
「テレ東」良かった。


明らかに場違いな感じのオシャレな人含め理論後だいぶ帰ったんだけど、
何故かさっきよりちょっと少ない位の人がいる。
残ってるのはハードコアとかノイズでイケる頭のおかしい奴ばかり。
さっきまでの普通そうな人は減って、怖そうな人と音楽ウォタがほとんどに。
なんか知らんが外人さんの集団もいるぞ。


・bt.mp.disciples
ボガルタの人がいる関西系らしいギター&ドラム2人組。
ブラストビートばりに性急にリズムを刻む大迫力の怒涛のドラムと、
歪んだノイズ系ギターによるインストハードコア。
フロアも今日一番の盛り上がりで、これは凄かった。
25分位の演奏。


・CROSSBRED
ガクッと人が履けて50人位のフロアになってから、お姉さん系と
小悪魔系の女子2人のアンビエントテクノ
アンビエントっつっても普通に踊れます。
お姉さん系がキーボードで小悪魔はミキサーで向かいあって演奏。
キーボードは弾くというより和音を長く伸ばす感じ。
打ち込みに合わせてミキサーからはザーザー音とイフェクトかかった
様々な電子音を出して、なかなか気持ち良かった。
30分位の演奏。


・犬彦
でっかい犬の頭がついた着ぐるみを来た女の人が、オルガンを弾きながら
童謡っぽい歌を舌っ足らずな声で唄い、それにドラムが合わせる2人組。
歌詞はかわいくて不気味な不条理系。
曲の途中でいきなりハードコア調に変化するのが面白い。
ドラムはガウゼの人らしいが坊主に髭のとてもいかつい風貌。
このドラムが凄くて、まず一音一音が半端じゃなく固くて重くて、
ハードコア調に変わるところは物凄い叩きっぷり。
ただ全体としての音はいまいち実験的に過ぎるキライがある。
面白いけどね。
約25分の演奏。
終了後のコワモテドラムさんの笑顔が素敵でした。


吉田達也x植村昌弘
またフロアに少し客が戻って吉田さんとうえむーのデュオ。
2人共ドラムセットの脇にキーボードを置いて、どうやら交互にドラムと
キーボードをやってたみたい。
吉田さんは何でもやりそうだけどうえむーも鍵盤ちゃんと弾いてて驚いた。
阿修羅のようなドラムと狂ったようなキーボードで気持ち良かったが、
残念ながらタイムアップ。
10分弱見ただけで退散。


ほんとはこの後メインの狂うクルーで、とても見たかったんだけど、
まあしゃあねえ。


それにしてもステージ見にくいハコだ。
フロアとステージの高さがほぼ同じで人の頭しか見えん。
ここはなるべく避けたいな。
そして理論以外ノイズだらけだったこともあってとても疲れた。
昼も食わず7時間立ちっぱやし当たり前っちゃ当たり前。