SABATON JAPAN TOUR 2018 Supported by World of Tanks
@六本木 EX THEATER ROPPONGI
外人と女性が多いし若者も結構多いかも。
定刻19時、SEの音が大きくなってラントゥザヒル。
隣の若者が発狂し出したがなかなか勉強熱心だね。
つっかその子2バンド共すげー歌ってました。
・Amon Amarth
髭長髪ヴァイキングデスメタル。
5人みんなでかいですが、ボーカルさんが一際でかい。
フロント4人が並んでヘッドバンキングとか結構やってて
なんというか様式美。
デスヴォイスですが、ギターはとてもメロディアス、
それもそうだけどもう出音からすばらしかった。
何から何までメタルのダサいとこ集めたみたいな音、見た目、
パフォーマンス、後ろのジャケ写描かれた幕も含めて完璧です。
あとオプションとして石槌とか角のグラスで乾杯とか、
ここまでダサけりゃ一周まわって完全にカッコいいだろうという。
合唱とかは大きくはなかったけどメンバー嬉しそうで良かった。
40分でしたが良いとても良いライブ。
・Sabaton
ゲームなんですかね、20時丁度ぐらい、「ワールドオブタンクス」
の宣伝映像からスタート。
最初っから大盛り上がり、グラサン短髪ボーカルさんとても
嬉しそう、何度もサムズアップポーズをしてた。
ドラマーはスティックくるくる回したりメタル直系な感じだけど、
弦3人はもう少しラフなスタイル。
でも3人並んでヘッドバンキングを揃えてやるのとかはあり、
長い金髪をふぁさふぁさなびかせて見栄えがいいです。
大盛り上がりで気分が良いのか、途中バラードの曲の前、
「英語で歌うかスウェーデン語で歌うかどっちがいいか」的な
話をしだして、「英語で」に反応パラパラ。
「ファイブ？オンリーファイブ？！」みたいな、超ウケてた。
でもそらそうよね、折角だから母国語の観たいじゃん。
何言ってるか全然わからんけど良かったです。
途中グラサンもギター持ったり、ギター2人ステージでじゃんけん
してたり、勇壮で壮大でグローリーな曲調の中でも遊び心が
あってとっても楽しいです。
楽曲は基本陽性だな、って思ってて、ボーカルがうまいのと
メロディもすごくツボにくる、一体感を煽るパフォーマンス曲調で
ぐんぐんフロアボルテージが上がっていった。
までは、良かったんだが、ミリタリーメタルというだけあって
戦争映像とか多様するわけですよ、そのヒロイックなとこを煽るというか。
で、本人達そういうつもりはないようだけど、これ間違うと
変な愛国と繋げやすいよなーって思ってたらやっぱ日章旗っぽいのを
ステージに渡すバカがいるんだな、そうなるよな。
結局軍国的なのってカッコいいんだよね、ワーグナーとか軍隊に
ぴったりだもんな。
ま、彼ら自身がそういうのだとどうしようもないんだが、
ちゃんと歴史を勉強してテーマを持ってやってるのはわかったので
バカは目に入れないようにして楽しむがよいかと。
でも勿体無いな、ほんとすごい21世紀メタルの大成功例だと
思うんだが、すっきりライブ楽しみたいもんだ。
