2019 はてなダイアリーから移行しました

MDC東京大会

TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT IN TOKYO
@駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場


京都から朝戻ってそのまま駒沢公園へ。
やってることがむちゃくちゃなのは歳とってもなかなか変わらん。


1500m
自己計測ネットタイム 5分52秒65
速報グロスタイム 5分53秒03 非登録1500mタイムレース2組 7/18位


30年振りぐらいの1500。
申告タイム順の組み分けで、組で一番早い申告タイムになってしまったので
下手な走りはできないぞ、という緊張感。
競技場の勝手がわからなかったのもあり、アップとか殆どできないまま招集、
そして結構すぐにレース。
そもそもペースがわからん、どれくらいの感じで走り出せばいいのか。
で、スタートすーっと一番前へ。
最後垂れたけど、100m23秒ぐらいでいい感じで出れてたと思う。
トップを走ると競技場の実況は名前を言ってくれてそれで2周ぐらいまで頑張れた。
が、その前の700ぐらいで後2周とか無理やろっていうキツさ。
息が全然ついて来ない、喉がカラッカラに渇いている。
その辺から後続に抜かれ始め、でも結構頑張ったと思うんだよな、
垂れたと言いつつペース的にはキロ4分切るペース最後まで守れたもん。
というわけで全盛期(高校年ぐらい?)からは1分40秒ぐらいは遅いタイムでゴール。
これが俺の今後のスタンダードとなります。


ほんとキツ過ぎて死ぬと思ったレース後は駒澤大学駅のほうに戻って
ラーメン、ビール、ビールなど。
一旦自由が丘に戻って妻をピックアップしてからまた会場に帰還。
この後はただのファン、観戦者です。


戻って丁度スタートしたのが女子5000。
新谷と佐藤さやかちゃんも出場、クイーンズ駅伝を見据えて積水は
強化練習的な内容だったみたい。
新谷、佐藤は木村、もりちか他選手の引っ張り役的な、
他選手ゴールしても周回遅れの積水選手を待って伴奏したりしてゴールはしてなかった。
まあ一流選手のこういうの見れるのも面白い。


次が注目のたむじょーvs横田真人
ペースメーカーが400までいいペースで飛ばしてその後流れにのって
ちぎっていこうという横田、冷静に後ろから様子をうかがうたむじょー。
向こう正面では1日2日三津家も見せ場を作ったり、あのシーンで場内実況
オリンピアンか、ユーチューバーか、ティックトッカーか」はうまかった。
俺は3コーナー終わりあたりのスタンドで観てたんだけど、
丁度そのあたりからたむじょーが先頭にならびかけて直線デッドヒート。
非常に見ごたえある勝負でした。
どっちが勝っても良かったけどたむじょー勝てて良かったね。


次、男子のエリミネーションマイル。
大学生と実業団の知らない選手ばっかだったけど、これはレース自体が面白い。
一周毎のスパート合戦、これまた最後の周回でラスト直線2人のデッドヒート。
良くできてるわ。


次、賞金のかかった1000m男子。
田母神、楠、800m日本記録タイ記録保持者源が出場。
これまたラスト直線のデッドヒート。
田母神を抑えた東海大飯澤が優勝、2:19.84はあと0.19秒で日本記録
なかなか1000mってレースがないからな、記録更新がみれたら良かったがそこは残念。


で、メインレース、1000m女子。
ついについに俺ののんちゃんが走るのを間近で見れます。
現女子中距離の強豪選手勢ぞろい、のんちゃんは勿論、卜部らん、後藤夢に
800の川田、残念ながら塩見あやのさん欠場でしたがまあ完全に最高峰。
1000mなので、第3コーナーのスタンドだと目の前を3回走っていくのが
観れるんですが、まさに風のよう、みんな走りがきれいです。
このレース、スタートすーっと出たのんちゃんのペース。
それを卜部らんが1周目からしかける展開。
卜部先頭でラスト1週の鐘、抜きにかかるのんちゃんが第1コーナー手前で
ギアを上げて先頭に立った瞬間の会場のどよめきが印象的。
今日競技場には大人の陸上大会と思えないようなたくさんの観客が来てて、
このレースに注目していたわけで。
俺と同じように初めて田中希実を見た人は多かったんじゃないだろうか。
こんなふうに選手と市民ランナー、観客の垣根を最小限まで小さくして
中距離種目を楽しめること、これは横田真人一人ではないけど、
彼がやろうとしてそこに好きな人達がのっかった結果。
その起爆剤として、ここ2年ぐらいののんちゃんの大活躍、そして今年の夏の
オリンピックでの歴史に残る大健闘がある。
いや中距離ほんと面白い、今熱い、これを知らない世間はほんと勿体ない。


最後にエリート選手も参加するリレーがあったんだけど、そこに田中一家&
後藤夢参加チームもあって田中父も走ってこけてました笑
俺より2つ上だっけかな、もう無理して思い切り走っちゃダメな歳ですね笑
のんちゃんは200mでもすさまじくきれいな流れるようなフォームで
また疾風のようにすーって目の前を過ぎていきました。
一方で増田明美さんは冗談みたいなジョギング走り、あなたも昔は
速かったはずなんだが、歳はしょうがないよね笑


ということで自分の走りは当初不甲斐なかったと思っていたけど、
冷静になるとそこそこ頑張れたし、その後のエリートレースもとても楽しめた。
何より田中のんちゃんが走るところをみれた、そして中距離イベントが
盛り上がるなんていう驚きもあった。
最高の1日でした。