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FRF2021 三日目@苗場スキー場

FUJI ROCK FESTIVAL 2021 三日目
@苗場スキー場


オアシスで味玉入りえびの油そば1000から。
ノンアルビール、ちょっと何かを足すとうまいよね。


・秋山黄色 @white
音も声も顔もいいけどロキノンやな。
刃を飲み込む気持ちで開催ありがとう、とか。
出演に悩んだのは彼も同じようだ。
以前のフジのルーキーで落ちた曲をやってました。
気分いいだろうな。
そして、この青くさい若い曲でとっても楽しそうに盛り上がる若者達を見るのは良い。
誰がどう思おうが自分が楽しめば良いのである。


Awesome City Club @green
ポリンさんがエロい格好なのは良いとして、このおしゃれポップ吐き気がしそう。
しょうがないです、これは体質なんで、否定しているわけではない(あるかもうそ)。
ちょっと黄色くんでもみならってほしいって思った。


・ELL @rookie
以前のブルーギャラクシーのところを簡易の長いすを置いてステージ化したところが
今年のルーキー。
1グループ毎に客は入れ替えとなる構成。
昼のこの時間もあって客も20人ぐらいってとこ。
力ぬけたレゲエ風パーティーミュージックでありがちだけど、木陰気持ちよくて寝れた。


この後雨来るっていうのと休むなら他もう時間なさそうなので一旦引き上げ。


・LEARNERS @pyramid
ちょっと興味があったのでピラミッドでラーナーズでもと見に行ってみた。
ちょうどそこに(ステージではなく客の中)ゲザン男が取り巻きを引き連れて偉そうに
肩をいからせて登場、やることなすことほんとにしょうもない人間やな。
中身で勝負しようよ、全部こけおどしでしかないんだよあなたは。
ライブ自体は昔のロックなんかなんか知らんけどこれ系だよね、っていう感じ。
まあ邪魔にはならんので後方の空いてた椅子で寝てたら気持ちよかった。
が、雨が降ってきて苗プリ避難。


秦基博 @green
少しぐらいみれたらとグリーンへ。
多分初見、曲は好きなんだけど、ライブとしてみてもいかにも普通やな。


・羊文学 @red
雨もあったのかレッドはなかなか一杯。
一応ソーシャルディスタンス、という名目だけど怖いぐらい。
俺は端で人に囲まれないところから見た。
ギターとベースが揃い衣装になってああメジャーだね、という感じ。
シューゲ色は一層薄く、遠くなったなという印象。


MISIA @green
今回の目玉でもあると思うミーシャのグリーンですが空いてました。
この日は確か入場者1万切ってたのかな、広いグリーン、雨模様、
こんな感じになるんだな、って思いました。
それはそれとしてブルハブ行く前に一曲ぐらいみていこうかと少し後方で待機。
そして登場して始まったのは、君が代
ズコーっっとドリフ状態でホワイトへ。
右とか左とかそういうの以前にいまここで厳か風に国家を高らかに歌うセンスのなさ。


THA BLUE HERB @white
1人ブルハブって思ってたんですが、そもそも病気でキャンセルなのは
トラックメーカーのO.N.Oで、DJダイは通常通り参加。
ONOとダイの区別がついていませんでした、と始まってから思った。
濁った空のもと重々しくも軽快に言葉を紡ぎ始めるボス。
裏はミーシャにゲザン、相手にとって不足はない、ってな序盤。
そこから今回のフジロックの開催の意味についてのリリックへ。
みんなが悩んでここにたどり着いた、出ないという判断もあったり、
来れなかった人もいるだろう、でもそれで分断が起こっては意味がない。
音楽関係者始め、コロナで苦しんでいる人達のために、意味のあるものにしたい。
なんとかできないか。
そしてバックの音はやむ。
ホワイトステージ上1人、ボスの声だけが響く。
政治家やお偉いさん方を散々攻撃してきたけれど、今はお願いする。
なんとかしませんか、なんとか良い方向に動いてくれませんか。
帽子をとってカメラに向かって深く頭を下げるボス。
いつも本気の男、ボスザエムシー、一世一代の名演のクライマックスでした。
熱くなった俺達を冷まそうとしたのかはわからんがその後は雨が強くなった。
心地いいと言えないぐらいの強さになって俺もカッパをまとったけれど、
このライブの間は雨に濡れていたかった。
俺がちゃんとみた彼らのライブでは初めて、最後にありがとうございましたの
ジャーン!!ってやつはなし。
普通の挨拶をして去っていきました。
今回のステージアジテーションは末代まで語り継がれるべき。


・FINALBY( ) @white
感動のTBHの後はこの日一番の楽しみだったアイちゃんの新プロジェクトお披露目。
ステージ転換から何が起こるのか楽しみに注視。
大きな円盤のようなものと大きなコーンのようなものが置かれて、楽器らしきものなし。
開演時間前になってもそのステージセットが変化することはなく、
このままライブが始まるんだ、という得たいの知れない楽しみのような気持ち。
そして始まったステージはなんとも言えない謎のショーでした笑
最初円盤というかドームの中からコーンが産まれてくるっていうステージ上。
音はノイズというかエレクトロアンビエントというか。
時に鋭い音がなったりするんだけど、ちょうと空に雷のイナズマが走ったりしてて
アイちゃんがカミナリ呼んだんだなって思ってました。
ちなみに音像としてはそこから特に大きな変化はなく、ステージに産まれ出た
コーンをアイちゃんが振り回したり(一回ステージ下に投げ飛ばして拾ってもらってた)
でかい親コーンを回したり斜めにしたり。
周りみんな静かに注視してるんだけど、俺は途中から面白くなってきちゃって
マジ何やってんだよ意味わかんねーよってニコニコしてたと思います。
訳わからないイコール最高。
そしてほんとにそれを40分ぐらいかな、続いた後になんか納得したのか
アイちゃんがありがとうって言ってライブ終了。
マジウケる。
次があっても絶対見ません(笑、嘘多分俺はそう言って絶対見る)。


上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット @heaven
今年最後のヘヴン。
久々の上原ひろみ、眠くてあまり記憶がない。


そのままオレンジへ行って夜食にナムチャイのガパオライス。
疲れからかなんか無理やり詰め込んだ感じであまりおいしいと思えなかった。


平沢進+会人(EJIN) @white
で、やっと見る機会に恵まれた平沢さん。
鳥の怪物みたいなマスクを被ったエジンに囲まれてのサイケエレクトリック。
大変面白いんですが、なんか似たような流れの3曲ぐらいをみてもういいかな
って思ってしまった。
これよりも俺はアサキを見たい。
そう頭に浮かんだらすぐに動く、ホワイトを抜けて急いでレッドへ。


・4s4ki @red
レッドの中はひたすらにガラガラ。
後から行った俺が下手前方ほぼ2列目ぐらいで見れる。
だったんだけど、もともと小箱で一桁の客を相手にしてた(と思う)アサキさん。
こんなものは大入りでしょう、実際とても楽しそう。
小さな身体、カラフルな衣装で爽快にはしゃぎまわるようなステージ。
言ってることはガキみたいだけどガキなんだし全然それで良いよ。
とてもスカッとして良かったです。
そしてこれがメインのステージに出れてまゆむらさんが出れないの謎過ぎ。
2人とも同じようなとこから出てきたというのに。


電気グルーヴ @green
ということで最後電気。
疲れてきてたのとお腹の調子が非常に悪くなってきたのとで、
もうここで終わりにするか、帰るかと悩みながら楽しみきれないで見る序盤。
限界になる前にトイレへ。
今年はトイレの数は変わらずに人が少ないのでまったく並ばなくて良くて
そういう意味ではとても助かった、選んで入ればどこもかなりきれいなままだし。
カッパ装備とかあってトイレだけでも疲れるんだけどここですっきりして
最後また戻れて良かった。
多分ガパオの上の生卵が原因だろうな、俺もう生卵食ったらあかんのやと思う。
グリーンガラガラって話も聞いたけど、真っ暗なステージ前を見下ろすと
それなりにうまく散らばってたくさんの人が手を挙げていて、
それが後方の通路のあたり、その後ろまで楽しむ人が一杯いて、
ああ、最後に今年のフジでこうやって楽しめてほんとによかったな、
な、みんな、良かったな、って思いました。
たかいぞたかいぞふーじーさーん!
電気もおかえり、ありがとう楽しかったよ。


まだレッドで砂原まりんがやってたけど、それはそれで混んでいて、
俺はもうここでこの特別なフジロックを終了しました。
来年はいつもの7月の開催予定、退場ゲートsee you next yearを眺めて、
なんとも言えない甘酸っぱい気持ちになった。
46歳のおっさんでもこんな気持ちになれるフジロックが好きだ。
そうほんとに面白いことは外からみたら大抵気持ち悪いもんなんだよ。