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FRF前夜

前夜祭がないということで金曜からでも良かったのだけど、
始まってからのアルコール摂取について事前に確認しておかないと
対策も立てれない、ということと、元々休みはとっていたこと(後から打合せは
いれられちゃったけど)、そして何よりやっぱり早く苗場に行きたいという気持ちがあって
木曜は越後湯沢に宿をとって打合せは湯沢のホテルでワーケーションって形にした。
フジ前1週間はもう普段のライブもすべて自粛、朝抗原検査を実施。
しっかり陰性を確認して午前中に家を出てのんびりと苗場へ。
東京駅で何人かはいかにもなフジロッカーを見かけるが電車は余裕あり。
ここへきて猛威を振るうコロナ感染状況のおかげで上越新幹線も厳戒態勢というか
いつも以上に感染症拡大対策のアナウンスが厳しいのはフジロッカーへのメッセージも
あるのだろうか。
現地のスタッフやアーティストがPCRで自分だけでなく家族がひっかかかって
苗場に行けなくなった、苗場から帰ることになった、そんな話と、
悩みながら出演するに際してメッセージを出すアーティスト、逆に直前で出演を断念する
アーティスト、俺の周りも大多数が参加見送り、日増しに高まるようなフジへの
世間からの批判、そんな中自分が苗場に向かう理由を問いかける。
でもやっぱり行きたいから、それが一番、フジが好きだから。
人が少なかろうが、国内アーティストだけであろうが、酒禁止であろうが、
とにかくフジを開催するなら俺はその場にいたいと思った。
その上で、毎日それなりに混んだ電車で通勤しているよりも、野外で気をつけて
過ごす方がリスクは低いのではないかと、勿論現地状況を見て判断するんだけど、
それぐらいは思っていた。
酒を飲みつつ考え事をしていたら11時前には越後湯沢に到着。
もしかして、と思っていた通り、駅には毎年はためいている歓迎の幟は無し。
そりゃそうだよな、という気持ち、俺も田舎者だから、東京からウィルスを持った
客がやってくるって思ったら怖いよ。
そんな中で駅の店は通常通り営業していて、軽く寿司屋で一杯。
以前も入った店だけど、結構高い、別にいいけどさ。
おっきな荷物を持った俺は明らかにフジロッカーと思われているんだろうけど、
そこはお店も仕事、中止だったらなかった利益でもある。
シャトルバスの動き始める時間だったんだけど、並んで混んでたら嫌だなという気持ちと
今年は苗場にたくさんお金を落とせばいいという気持ちで1人タクシーで苗場へ。
タクシーの運ちゃん、みかけの愛想はいいけれど車内何も会話なし、
あきらかに緊張感があるなって感じだった。
そして丁度お昼、少し過ぎたぐらい、2年振り、苗場に帰りました。
ただいま、苗場、会いたかった。
キャンパーは並んで入場しかけているところだったけど、さすがに人数少な目。
俺はキャンプに行く必要はないのでそのまま先の入場検査テントのある場所へ。
そこでリストバンドをもらえて、体温測定でOKなら入場ゲートの前までのエリアに
入ることができるそう、今年はそこに飲食店が出ていてみんな一方向に向かって
座って食べることが可能。
俺的には酒もないのにそこで食べる必要はないので様子だけ確認し、苗場の街へ。
三国峠側にある店をチェックしていくと遅い時間でなければアルコール販売あり。
であればタイミングをみて買い込んでホテルに持ち帰れば良い。
一応かなり奥まで行ってみてそこで謎のラーメン屋で飲み食いしてからこの日は
早めに一旦苗場を後にしました。
戻りはシャトルバス、乗客2人、まあそらそうか。
越後湯沢に戻って、バスの降りた側にラーメン屋がやってたのでここでも
一杯やってから今夜の宿湯沢グランドホテルへ。
フジロッカーもそこそこ泊っている感じ、一泊なので受付で女将に
今日だけですか?と驚かれたり、「明日からは苗場に泊まるので」と、
この日の対面でのまともな会話ってこれぐらいやな。
(仕事の打合せ除く)
夕方から会社の打合せがあったので(飲みながらでいいやつ)、
1人には豪勢すぎる和室を全開に使って優雅にワーケーションミーティング。
それから暗くなった湯沢の街に出てみたが、地元の居酒屋に入るのは憚られ、
再度駅の反対側に出て、昼過ぎに食ったラーメン屋の隣の蕎麦屋
空間広くてその時はそんな混んでなかったのでここで一杯やることに。
すっかり満腹になって結構飲んだので酔いも回って、それでも更にコンビニで
酒を買ってから宿に戻って早めに寝ました。
あんまり寝付けなかったけどね。


ちなみにこの日普段の支援先をお休みしてたわけですが、そこで大きなトラブルが
あって俺の代わりにメンバーが徹夜で対応をしてくれていた、とのこと。
次の日もその対応で追われるような状況で、もし金曜から行けばいいからと
木曜出勤していたら、きっと徹夜で金曜朝からフジには行けなかっただろうという。
俺には知らせずに対応を頑張ってくれたメンバーみんなに感謝。
そして運良く難を逃れてちゃんとフジに行けたことに感謝。
ほんとにありがたい、恵まれている。