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らららクラシック@サントリーホール

ららら♪クラシック コンサート Vol.8 4手6手ピアノ特集
@赤坂サントリーホール 大ホール


・近藤嘉宏
・金子三勇士
上原彩子
松永貴志
・中野翔太


冊子もなにもなく、と思ったらホールの入り口で自分でプログラムを
取っていく形式でした。
高橋かつのりと女性司会が入って進行、このせいですごい時間かかるのよ。
まあしょうがないか、そういう番組のライブ版っていうもともとのコンセプト。
ということで比較的若手の5名のピアニストが2人、3人で連弾という
スタイルで8曲。
その間に今回特別に各自ソロ演奏をやるということで2時間半みっちりでした。
紅一点上原さんは赤いドレスで前半登場、このクラシック演奏家女性の
露出気味の豪華ドレスの意味がいまだに俺には謎。
そして後半は白いドレス、なんで着替える必要があるのかという。
まあいいや、あと松永というジャズ男はこの場では必要以上にラフな感じの
服装と態度でした。
しかし若いアーティストはみんなお話も上手です。
で、バッハ、モーツァルトチャイコフスキーときて、前半の山場は
一部ラスト、松永ジャズ男とその友達の中野君による、
ムソルグスキー展覧会の絵」とフロコフィエフ「戦争ソナタマッシュアップ演奏。
すごい、というか俺には意味がわからないぐらいカオスだった。
後半はドビュッシーボレロカプースチンガーシュウィン、俺的には
3台ピアノでの再現ボレロが圧巻でした。
グランドピアノの弦を抑えて最初の繰り返しリズム音を再現したり、
ピアノの蓋をたたくパートも何度か、オーケストラの荘厳な感じをピアノ3台で
うまく表現してて面白いしさすがだなーって思いました。
最後のラプソディーはジャズに走り過ぎた感、時間的にも早く帰らなきゃって
なっててあまり楽しめず残念でした。
テレビ番組の軽い余興的なコンサートと思ったら完全に本気モードで、
休憩抜いて2時間のボリューム溢れる音楽会でした。
カスープチン、って最近失くなった方、知らなかったけどここ何年かで
急激に人気になったそうです、ちょっと調べてみよう。