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渋さ@ストーミーマンデー

渋さ知らズ ブルース&ロック部 + マダムギター長見順
@関内LIVE CAFÉ STORMY MONDAY YOKOHAMA


やっとライブ再開です。
3000の入場料で3300円とられて後で?と思ったら消費税ね、わかりづらい。
関内のこの辺は良く来てるんだけどこんなとこ(ラブホの横)に
ライブカフェがあるなんて全然知らんかった。
一応バーなので食べ物とか店員さんちゃんとやる系、
飛沫防止のサンバイザーの長いやつみたいのをつけて接客。
フロアとステージ前にもアクリル板っぽいのを置いてなんとか対策を
とっているんだという気持ちは伝わる。
それで20人限定でライブをやるんだが、これならそこまで密ではないかな。


渋さ知らズブルース&ロック部 with マダムギター長見順
ブルースロック部は5人編成、最初はライオンぽい曲で30分弱。
その後マダムギター長見さん参加、つーか最初から変なおばさんいるな、
渋さの客っぽい感じ、なんて思ってたらこれが長見さんだったという。
そしてその普通の変なおばさんがギターをもって怖いノリに。
顔で弾くってやつ、その顔が怖いったら。
2,3曲、1時間弱で不破さんはすげー疲れるって休憩してた。
ついでに換気タイム。
久々の客前ライブ、自粛中はずっと寝て映画みてたらしい。
サックスの人が自粛期間中練習してた話に、ベースの練習はつまらないからしなかった
っていうお話とか。
片山さんの話が出て、片山さんも酒飲むだけで練習しなかったという。
ユルい有名曲、マダムギターソロもありとにかく怖いです。
ほんとの休憩15分ぐらい。
まずギタリスト2人が戻ってもう一人に三大ギタリストの話を問いかける長見さん。
ジェフベッククラプトンジミーページってとこからの和田長見ギター共演。
ブルース曲であんまり俺の好きな感じではなかった。
ちなみに俺の三大ギタリストはダレルアンガスヤングもっさんかな。
もうひとつ有名ブルース曲、俺さ基本ブルースって好きじゃない。
今日久々のライブ復帰に渋さを選んだのは正解だけど、ブルースだったなって
思っていたの。
でもね、それが聞いているうちに気持ちが変わっていった。
渋さの比較的新しい曲とかもやって、2時間ぐらい立つ頃には怖いマダムギターまでもが
素晴らしいと思うようになっていた。
演者もみんな演奏を楽しんでいるよね、長いソロで客が沸いて演者も気分上がって、
そういう交歓なんだよな。
マダムギターの曲、金の歌とか、怖いけど音楽に同期している、
一見普通の変なおばさんが音楽になっている、すごい。
もうひとつ長見曲かというところ渋さの曲のがいいんじゃない?
っていう長見さんに不破さんが「もう渋さの曲ない」ってあるだろ(笑)
っで、長見さんカバーかな、「アズタイムゴーズバイ」、かっけー震える。
この人昔の洋楽ロックに憧れてギター始めたんだろうな、すっげ好きなんだろうな
っていう、それを今日本のおばさんとして血肉化して表現している。
そして「ハレルヤ」で長見さんメインコーナーは終わり。
もうかなりの時間、22時半前になっていて、不破さんは長い時間すいませんと
言っていたけれど全然長く感じなかった。
最後、不破さんが「林さんのやつやろう」って始めたのは、「ナーダム」。
あああ、これだうあーって歌いたい気持ちを抑えて聞き入りました。
3カ月ぶりに生の音楽を浴びた、それが渋さと長見さんで良かった。
生演奏の音ってさ、すっげでかいのな、普段いかに遠慮して音楽を聴いているか。
そして演奏する人の表情が見えることの素晴らしさ、多分彼らも客の反応をみて
それが自分の演奏に跳ね返る、これがライブ、配信じゃダメなの、絶対に
同じ空間を共有する必要がある。
早く毎日、いろんなところでこんな空間があふれるような世の中に戻ることを祈る。