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新潟二日目

佐渡は地元の人によると今年一番の雪。
しっとり積もってますが、越後湯沢みたいに何センチも積もるような降り方は
基本しないらしい。
ただしめっちゃ寒いです、風がつめたい。
7時朝食、いごねりってこんにゃくが珍しい。
そしてやっぱコメうますぎるな、酒は一旦自重しました。
8時に両津港まで送ってもらって路線バスを乗り継いで尖閣湾まで。
途中相川の佐渡金銀山のガイダンス施設前で乗り換え、時間があるので相川の街を
少しだけ散策、あとガイダンス施設きらりうむ佐渡も少し見ました。
佐渡観光といえば多分ここが最も有名で、これはこれでちゃんと時間をとって
来てもいいなあって思いました。
尖閣湾、揚島遊園へは10時過ぎに到着。
吹雪いてます、そして客なんかいねえ、そもそも施設の休憩所とか冬季はお休み
らしく荒々しい日本海北海の波が尖閣湾の奇景に押し寄せるのをただ眺めるという場。
一応ちっさな水族館と博物館はあるんですが、それは合わせて30分もいたら十分
ぐらいの場所なので、あとは海見てました。
寒いので途中一旦事務所的なとこに戻ってストーブで暖をとってまた湾の先へ。
天候の変化が激しくて晴れてると美しい、って思うんだけど曇って吹雪いてくると
激しい波と音に畏怖を感じる。
カミさんがとても気に入って身体が凍えるのを忘れるぐらい結局ここには2時間
みっちりいました。
その間に家族連れ一組、カップル一組、レンタカーの旅行者グループ4名が来たけど
家族連れが20分ぐらいいただけで後は5分もいなかったな。
でもとても良かった。
夏はもっといろいろできるみたいなのでほんとのおすすめは夏です。
ちなみにストーブで暖をとってたら水族館の管理してるというおにいさんに
声をかけられました。
彼は生まれは東京なんだけど、各地点々として沖縄に住んだ後、それよりも
海がきれいだってことで3年前から佐渡に移住したらしく、魚釣りする人なら
ここは天国ですよって言ってた。
海の幸は豊富で田畑はいくらでもただで貸してもらえる、らしい。
生活的にもそこそこ不自由なく暮らせると。
そういう暮らしもありなんだろうな。
大変満足してから一旦佐和田まで戻り、ちょっと歩いて回転すし屋へ。
佐渡の酒が4種類、そのうち2種類を熱燗でいただいて、まあもう満足。
その前に寿司屋向かってる途中カミさんが見つけて寄りたいと言ったパン屋、
なんも言ってないのにコーヒーとサービスのパンをあっためて出されて、
他行くならうちで食べてく方がいい、という圧笑。
おいしかったけど、なんつうか面白いな。
寿司食って満足したので後は両津港へ戻ってなんかずっと前のような、
一瞬だったような気持ちでまたジェットフォイル乗って新潟港に戻りました。
その後の夜は今回の旅の第2のメインイベント、古町演芸場で観劇。
いろいろ衝撃的だったが、現代演劇的なのは座頭市の人情もので泣けた、
とても良かった。
が、その記憶を覆い隠してしまうその後の舞踏ショー。
カラオケでもない、ただ曲を流して演者が当て振りをする、が延々1時間半続きます。
100人もいない観衆、9割女性(大人~老年)の客が舞踏の途中に推し演者の
前につつっと歩み寄って1環1000円のレイを渡したり、お土産やおひねりを渡す。
この日は座長の方の誕生祝い公演ということで、何度も着物を変えて登場する
座長さん推しのおばさん、1万円札を扇形にしたものを着物に貼り付けるを2回、
そのほかにも着物のたもとに祝儀袋みたいのを入れる、を何度か。
今日だけで下手したら50万とかそれぐらい渡してるんじゃないかという恐ろしい世界。
アイドル現場なんてカワイイもんだわマジで。
で、舞踏もいろんな芸があってそこそこ楽しかったんですが、いかんせん長くて
これをまたフルで見に行くって気持ちはなかなかならないなと思った。
そんなわけで終了21時半、そっから駅前の居酒屋を適当にさがしてチェーン店
だったけど地元系のあてなど少しいただいて終了。
佐渡で買った酒を飲みながら3時間半演芸見てたので俺は結構酔ってたし
もう今日は日本酒いいかって感じでした。
締めにラーメンでもと思って駅南口で25時までやってるって店に行ってみたが
もう閉まってたところで今日は諦めて終了。
まあよく頑張った一日だったと思います。
満喫。