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クラムボン@リキッド

LIQUIDROOM 15th ANNIVERSARY clammbon「JP JumP JaPan tour 2019」 追加公演
@恵比寿LIQUIDROOM


clammbon
そこそこというか意外と男の客も多かった。です。
ほぼ定刻で開演。
「カナデ」開始の「サラウンド」と来て、「サラウンド」ってJPだっけ?
という疑問。
そっから「ラッシュライフ」来るし、なんだよちょこちょこやるだけか、
なんて思ってしまいました。
あと「プロージット」ともう一曲あったかな、そこでMCに入って、
実はその後がアルバム再現パートでした。
その間はMCも無し。
「はなればなれ」から始まり序盤に「パン蜜」、あと一曲ぐらいはわかる曲
あったけど、俺全然知らんかったのねこのアルバム。
確かに最初に聞いたの2002ぐらいだと思うし、ドラマチックとかIDで
好きになったからな。
それでも初期からポップに装いつつもめっちゃひねくれてる音っていうのが
改めてわかってとても新鮮でした。
最後のぶち壊し曲とか爽快。
JP11曲、アルバムでは45分ぐらいを演奏中の曲間の合間をいれて1時間弱ぐらいで
やったのかな、だいたい2030ぐらいになってた。
一旦これで本編終了してアンコール扱いで再登場。
そっから25分間、1曲目からすべての曲をメンバーで振り返るMCタイム。
メジャーの中で鬱屈した想いを音楽にぶつける20代前半ミュージシャンのもがき叫びの
ようなアルバムだった、ということが良くわかって、今日はミトの話も少し好意的に
捉えられた気がした。
同年代だし。
一通り喋ってからカバー2曲。
「ユーアンドアイ」「波寄せて」。
今日の合唱はなかなかに大きかった、男の声が多かった。
からのジャムっぽいインスト演奏、来ましたね、「シカゴ」。
ここへ来て沸き溢れるようなポップネスの爆発。
鬱屈しているからこそ瞬間咲き誇る刹那なポジティブ感覚、あークラムボンとは
そういうことだったのかと、なぜあんなにミトが嫌いなのか嫌いなのに見続けるのかが
わかった気がしました。
そして後奏これまでのキャッチーさを投げ捨てる爽快なフリーインストバトル、最高じゃ。
ほんとの最後はさっきもやったJP最後の曲「GLAMMBON」。
当時のライブでやったのと同じく豊岡まなぶ社長がギターでコラボ。
まあ、ちょっとおまけぽいとこあったけど楽しかったです。
また次の20年後、ほんとにこれをみれたらいいな。
彼らの音楽を俺は信じているので、また文句言いながらライブに行くよ。