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りんご音楽祭 一日目@アルプス公園

りんご音楽祭
@松本 アルプス公園


カミさんと2人分、早朝の新幹線で長野、さらに松本までの特急の
チケットをとってたんですが、起きたら間にあわない時間。
orzってなったけど立て直しは早いよ、はまかいじの自由席に並んで
行くことに、なんとか座席も取れて良かった。
3時間強かけてたどりついた松本市、そういえばここメログリ仙台から
無理にタイコ回した時に途中で乗り換え待ちで1回降りたことあった。
コインロッカーを探して蕎麦居酒屋で軽く飲んで食べてから会場へ。
雨の心配はどこへやら、気持ちいい快晴でむしろ暑い。
しかも朝まで降ってたという雨で足元はまだところどころに水溜り。
小規模なステージがいくつかある中を一番上のりんごステージまで登る。
りんごステージについて見やすい場所を探していたら、前から
満面の笑みのまゆむらさんに発見されて「あああーーーーっ!!」って
言われたので「ああ、おつかれさま」というだけの対応をしたのですが
カミさんの機嫌が一気に悪く、しばらく氷のような関係になりました。
まゆむらさんひどいよ。


U-zhaan x 環ROY x 鎮座DOPENESS
気を取り直して久々の鎮座ドープネス。
何人気か知らないけどすげえ人で一杯。
中央ちょっと後ろ目にユザーンのタブラ台とイコライザ的なものを
置いてMC二人がステージ前うろちょろしながら。
リハっぽいところから力の抜けた気楽な雰囲気、そして自己紹介の
フリースタイルが始まって一瞬でやっぱ鎮座すげーなってなった。
相変わらずものすごいショボい風貌ではあるが。
インドのグッドミュージック、銀ビス、仲良くなるとなんか良くなる、
ヒップホップとタブラレジェンドの説明を早口でやる曲、とか
いろいろ印象的、とっても楽しくて面白くて時にすごい。
タブラレジェンドの早口説明はユザーンが担当、他にもピアニカや
ちっさいペット、少しラップもやったり多才だねえ。
ラストはスチャの「サマージャム」カバー。
会場が一体になった夏のせい。
最初っからすげー良かった。


土岐麻子
フォーを食べたりしばらく涼しいところで休憩をしてから再度りんご
ステージへ。
客も適切な数に減って晴天の中で理想的なときあさこ。
まゆむらさん前に俺は3曲ぐらいみたのかな。
サブで準備の済んだまゆむらさんがメイン見えるとこまで出てきて
一曲鑑賞してました。


眉村ちあき
出会った時の私服じゃなくて勝負の宇宙服衣装でした。
髪はお団子、かあいい。
かなり高い位置にマイクがセットしてあって、俺なんかは後ろに見える
ように椅子に立って歌う用だって知ってるわけだけど、
周りは「マイク高すぎない?」「前のセッティングのままなんだよ」
「あんな背高いやついないぜ」だそうで、お前ら新規だな。
「ピピリウス」SEでいつものように入場、まゆむらワールドの始まり。
今日は「インド」から、あそうか、りんご音楽祭だからか。
いきなりステージを飛び出してのパフォーマンス。
ぐるぐるどっかん最初前方だけだったのがそれなりに中盤以降も
参加してもらえるようになった、がまだまだ様子見多かったよね。
そして「留守電ぷ」キター、これを野外で見たかったのだ。
キラキライントロが木漏れ日の中に、最高なう〇この歌、
カッコ良すぎるリズムトラック。
「ポケットからりんごを出してください」、そうだよな、俺は
こういうところまったくセンスない。
で、その後久しぶり即興あり。
沖縄のおじいちゃんから電話、公務員になれって言われてたけど
最近テレビやラジオに出るようになって周りからも孫を褒められるので
まあ公務員じゃなくてもいいんじゃない、って話でした。
「ぴっころ」でメインまでも素晴らしい歌声を響かせて「荻窪」は
セクシーダンスを見せるためにまたステージを飛び出して
周りをしゃがませる。
この頃には後方客もいっぱい笑顔が見えましたね、さすが。
最近エモが高まりすぎる「マジラブ」、今日も2番ぐらいから涙を
貯めながらの歌唱。
その気持ちが歌と表情と思いを込めるアクションから伝わり過ぎて
こっちも泣いちゃう。
最高のサビメロだ、もうブギーバック越えたよ嘘ですすいません。
「マジラブ」前に終わりたくない、って言ってたので時間的にこれで
終りかなと思ったら最後「ナックルセンス」キター。
思わずヤッター!って両手を上げて叫んだけど最近誰もやらんのかよ。
いいの嬉しかったから、俺「ナックル」大好きなの。
「それで信じちゃっていいんじゃないの。それが信じるってことじゃないの」
あそこ客が歌うところが好き過ぎてたまらないの。
りんごのサブだけど晴天の野外の下で信じる歌を歌う喜び。
眉村さんは序盤からダイブやる気満々、ステージ前傾斜があって
非常に危険なので俺も途中支えに回りました。
初見の人結構多かったみたいでなんだって人もいたけど、みんなニコニコ
最高のりんごライブだったのでは、ってか最高だった。


セトリ
SE.トコロトコロピピリウス
1.インドのりんご屋さん
2.東京留守番電話ップ
3.即興
4.ピッコロ虫
5.荻窪選手権
6.本気のラブソング
7.ナックルセンス


・Nabowa
ちょっとまた休憩してからせの前にナボワ終盤3曲ほど。
とてもいいんだけど音でかくて特にバイオリンの音が耳に
突き刺さるような音響ちょっと辛かった。
ロボ系のインスト音楽で野外に合います。


せのしすたぁ
多分まゆむらさんステージを見てて気合も入ってたんじゃないかな。
「アイドルなんて〜」開始一気に最高潮って感じ。
久しぶりの「ハートブレイカー」も嬉しい。
新曲群「I want you back」も、あとちょっと抑えた曲も
ラストの「イッツオールライト」的なのも良かったんだが、
なぜ「ラストチューン」をやらなかったのか。
最高のフロア状態作ってたのに非常に勿体無いと思った。


・of Montreal
9年ぶり、ですね、まさかこんなところで出会うとは。
ボーカルのおじさん女装、2回衣装変えあり。
ドリームサイケポップ、シチュエーションに合ってとても良い。
眠くなるところもありつつ、適度に踊って盛り上がって楽しかった。
久しぶりってかめぐり合わせでここでまた観れて良かったな。


・むぎ(猫)
スーパーボランティアのおばたむぎお、のコントから開始。
一応掴みはOKってとこですかね。
そこからうまく繋げて曲に入っていくんですが、その瞬間から
ああやはりとても良いな、となる。
歌はうまくないんだけど、それもうまく作ってチープなようで
そうでなく、耳に残るキャッチーなメロディが秀逸。
前に聞いてない曲もあって、ヒップホップ系な風味のある曲がとても良かった。
最後の「天国かもしれない」も良かった。
カミさんはすっかりやられて家帰ってもネットで探して聞いてました。


・GEZAN
ラスト久しぶりにゲザンを少しだけ。
今のゲザンはすごい、が周囲何人かの知り合いの発言なんですが、
そもそも昔知ってたっけ?って思いもありつつこのチャンスに見てみた。
結論としては、音が多彩になっただけ、ですかね。
元々バンド力とかマヒトのカリスマ性とか独特の世界感ってのがあって
その部分についてはそんなに何かがスケールアップした、みたいのは
残念ながら感じられなかったな。
まあ2曲しか観てないので、音の多彩さについては興味があるし
またの機会に。


20時の特急に間に合うように松本駅へ。
時間は余裕あったのでカミさんがお土産など買いにいったんだけど
店員さんがリストバンド見て、「りんご音楽祭いかれたんですね」
と声をかけてくるさすが田舎は人があったかいなあ、って感じ。
でもさ、「何がお目当てだったんですか?」ってお前今日の出演者の
誰言ったらわかるんだよ。
「鎮座ドープネスですが何か!」と回答しました嘘です。


日帰りで大変疲れたけど楽しかったよりんご。
ステージの割に人が多過ぎって印象だったのと坂が多くて辛い、
あとやっぱ移動が大変過ぎるので次回検討はまたメンツ次第かな。