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日フィル@サントリーホール

日本フィルハーモニー交響楽団 第700回定期演奏会<春季>
@赤坂サントリーホール 大ホール


・日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:アレクサンドル・ラザレフ[桂冠指揮者兼芸術顧問]
チェロ:辻本玲
ペルセフォーヌ:ドルニオク綾乃
ユーモルプ:ポール・グローヴス
合唱:晋友会合唱団
児童合唱:東京少年少女合唱隊


プログラム
1.プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 op.125
E1.パブロ・カザルス:鳥の歌
Intermission
2.ストラヴィンスキー:ペルセフォーヌ[日本初演]


今日は1階席後方、やっぱ見にくいね、2階取るべき。
ステージ後ろ席が合唱団席になるので観客席数が減って、ってのも
あるだろうけどまあ700回記念、ペルセフォー日本初演ってことも
あってそれなりに盛況。
明日のチケは売り切れたらしく。


まずは交響的協奏曲、という名のチェロ協奏曲。
日フィルのチェリスト、辻本れい、今日は団員がセッティングを終えた
後にラザレフさんと一緒に登場。
そして第一ヴァイオリン席最前、コンマス扇谷の隣に木野さんという
スペシャル編成でございます。
チェロの独奏がさすがに凄まじかったね。
神業的な早弾き、ラストもものすごい独奏から弾ける感じで終了。
なんつか見応えありまくりでした。
カーテンコール3回、わざわざ毎回チェロ持って戻って出てきて
大変だな、という。
3回目でアンコールを1曲、予想に反してとても静かな緩やかな曲。
今日はつじぽんはこれで出番おしまいだったのかな。


そしてペルセフォーヌ、後方席に混声合唱団。
そして俺の居た1階左後方からはとても観えづらいステージ左上2階席に
児童合唱団。
ピアノの単音が印象的な感じで始まって、最初からテノール
外人男性が歌い上げます。
主人公ペルセフォーヌは語りなんでイヤホンマイク的なのを装備。
メインはテノールと女声、特にソプラノ(かな?)中盤からは
男声も入ってくる。
その合間合間にペルセフォーヌの語りを入れ込んでいく感じ。
オケはあまり主張しない感じね、静かなところでピアノとかハーブを
効果的に使ってあとは控えめに。
物語の筋は歌詞の日本語訳が後方電光パネルに出るのをみて把握。
アンドレジッドの台本なのね、神話を元にしたという。
ジッドは「田園交響楽」読んですごい感動したなー、とか。
日本人からするとちょっととっつきにくい世界感なんでふーん
そんなもんかーってとこ。
ちなみに児童合唱団は前半まったく出番なし。
ペルセフォーヌが闇の世界から一旦戻ってきたあたり、終盤にかかる
ぐらいからようやく歌い出します。
よくフランス語できるもんだね。
まあそんなこんな、最後ペルセフォーヌはまた闇の世界に向かうわけですが
そこを送り出すような合唱と演奏で51分の大曲が終了。
最後音がおさまってしばらくラザレフさんは両手をあげて手の指を
ひらひらと、ゆっくりそれもおさまって大分たってから拍手。
急にひょうきんになるラザレフさん最高やで。
児童合唱団の先生が2,3回目のカーテンコールからステージに登場。
2階席の子供達に向かって、さあ立って、あなた達をお客様に
みてもらうの、って感じのとてもいい顔で手を差し伸べて、
ああ最高だなって思いました。
結局カーテンコールは5回ありました。
ラザレフさんと両声優、両合唱団の先生が最後に退出してから
この曲ではコンマスを扇谷と入れ替わった木野さんが先導して
大人数のオーケストラが一同礼、この瞬間もいつも好きだな。
ペルセフォーヌをまた観たいかって言われると微妙なんだが
この機会に観れて良かったです。