2019 はてなダイアリーから移行しました

マユカオ@シェルター

MAYUKAOオンザビーチ
@下北沢シェルター


開場時間ちょい前到着でシェルター前外に15ぐらいの並び。
見たことない顔も多いですが、見たことある顔も多い。
驚きなのがいろんな界隈の良く見るヲタ、有名ヲタってのが
それぞれ同士みんな知り合いっていうね。
まったく馴れ合ってんじゃねーよ。
あとこないだブルームーンでスタッフと言ってたやついました。
スタッフぽかったです、本当だったんならすいませんでした。
(でもあの時はチケット代払ってない関係者は外に出るべきだった、
演者が気を使って外出てるのに何のうのうとしてんだという)
珍しいもの好きの地下系ヲタたくさんの中ビラ配り女子何人か、
見事なまでに俺だけスルーしていくのすごい。
よっぽど話しかけるな臭出てんだろな。


・彼女のサーブ
曲は結構知らんのばっかだった。
また一層歌下手になってないか。


・LiLii Kaona
SEも序盤も新しめの曲なのかな?ちょっとわからなかった。
終盤に「雨音」からつなげてのラストのアップテンポ曲って
流れとても良かった。
とてもいいんだけど、はまり込む要素が見つからない。


眉村ちあき
まんぼうのを勝手に着てきたというトップスと黒ひらひらスカート
ポニーテールで今日はアイドルっぽくかわいい怪獣ちちゃん。
ファイト一発で栄養ドリンクを掲げて開始、オロナミンCじゃなくて
チョコラBBなのに誰も突っ込んでくれなかったってあとで言ってた。
握ってたしわかるかよ笑
最新曲「ナックルセンス」オケ入ってカッコいいですとても好き。
「メソポタ」からいい曲「コカコーラ」、今日も素晴らしいなと思いつつ
どうも今一つキレッキレさが鈍いような、ってか疲れているんでは
っていう気がとてもしてました。
真ん中に即興コーナー、ipad?からリズムを鳴らして、
「また何も考えずに即興を始めてしまった」っで、昨日サイファーを
覚えたからってラップするのかと思いつつ、やっぱりギターでの
弾き語りに変更。
制作に追われる中栄養ドリンクを飲んで頑張る、みんなと音楽のために。
今日はリリかおとまゆむらの魂をきいてくれ的なのをすらすらと天才かよ。
でもやっぱほんとに制作締め切りあったりして、その中で毎日ライブやって
ヲタのリプに返答して先のイベントの告知やって、後見えないとこで
経理とか予約とか全然寝てないんじゃないかって心配になる。
ぱっとみいつもの明るいまゆむらさんだけど、その裏の疲労が透けて
みえるような気がしていた。
まあしかし、そんなことは表には出さずぶっ飛ばすライブ、
真骨頂の弾き語り(だけじゃないけど)「リアル不協和音」。
気合い入りまくり、いつもだけど今日は特別にすごいほんとすごい。
落ちサビのところ、ギターから話した右手をぐっと握って、
3回ぐらい振り上げ下ろす、魂をこめる、感動で胸がアツくなる。
フロアを越えてどこまでも広がっていくような歌声をいつもより最後長く
伸ばして不協和音でエンド、大歓声でした。
最後は、振り付けの練習から。
全員やるまで練習やります、南波さんもやってください、で、
あとはPAさんにまかせてPAさんが全員やったと思ったらスタートっていうOGM風。
かなり何度も繰り返し、笑いが起こるフロア、まゆむらさん本人も、
え、まだ?、的になってきたところでやっとイントロ、良かったって笑顔の
ちちゃんいいわ、ほんと見てて飽きないこの人。
いつものことだけど、はいここから振り付け、ってなって、やっぱり
ステージ上は練習したのと全然違う振り付け。
「みんな練習したでしょ!?」こんなの練習してねええよ笑
オレオレオレオレオレダー!後のイヤイヤイヤイヤオレダー!、4回ぐらいきた。
ち「最高記録」ってニコニコ。
ニコニコのまゆむらさん、なんか泣きそうな顔に、「楽しすぎて泣きそう!」
からほんとに泣き顔に、それを自分の力強い歌唱で撥ね飛ばす、フロアからは
歓声がおこる。
そしてこのタイミングでの合唱パート、謎の「きんぱちせんせい!」から
ビバ!青春!カメ!トマト!
合唱がまたすさまじい盛りあがりで、肩組むとかじゃなくて
フロアから拳が振り上げられる状況。
それをみてほんとに号泣するまゆむらさん、でも頑張って歌い続ける。
ってな合間に最前の客にはなくそほじってつける、とかもやるからもう
なんていうか最高じゃないか。
涙と笑いが同居できるんだよ、涙流しながら徹頭徹尾前向きな明るい世界。
ほんとにほんとに素晴らしいライブでした。
曲が終わり、「ありがとー、だいすきーぃぃぃぃっ!」と叫ぶまゆむらさん、
愛だな、でっかい愛。
喝采の中ギターを置いて捌けていく前、泣かされて
拗ねたみたいな顔をわざわざみせるのがもう可愛すぎて。
あんまり女性的にかわいいとかそういうのはこれまで好きになった
アイドルの誰よりも一番遠いって思っていたけど、この日のまゆむらちあきは
めちゃくちゃ可愛かった、よしよしよしよしすごいねえらいね、ってしたい。
そしてちょっともらい泣きしました。


セトリ
1.ナックルセンス
2.メソポタミア
3.コカコーラのスリッパ
4.即興
5.ツクツクボウシ
6.リアル不協和音
7.ビバ青春


・MAYUKAO
シェルターのフロア側面に映るようプロジェクターの準備があったので
PV的なのあるんだろうな、ってのはまあ思ってて、多分衣装変えの
間に「幻想シャーロット」PV世界初公開。
このスピード感で作り上げたとはとても思えない力作。
先に曲をだいぶ聴いてしまっているので驚愕するようなインパクトは
なかったけれどとても素晴らしいものになったと思います。
あと、多分その間にステージに出てくるんだろうなって思ってたら
やはりPV終了後ステージには既に白いPVと同じ衣装の3人。
まゆむらさんも上品な髪型に変わって、とてもキレイ、この人ほんとは美人なのか。
まゆむらさんが中央、両脇にリリカオ、まゆむらさんの方が背が高いので
とても理想的なフォーメーションです。
リリカオっぽい現代アート的なダンス、真剣な表情で踊るまゆむらさんは
新鮮だった、これは怪獣ではない。
言わなくてもいいことを言うと、最終的に楽曲となるとボスミシマの
音楽性が全体を支配してしまって、まゆむら感は歌詞とたまに現われる
声の魅力に制限されてしまった、というような感じがしました。
オーガニックエレクトロニカ、に途中まゆむらリズムをぶち込んで
壊す、みたいなのがあるともっと良かったのではないだろうか。
一体俺は何様なんだろうか。
いや勿論素晴らしいできばえだとは思いますよ。


というわけでこの日地下ドル界最大注目のマユカオ「幻想シャーロット」
初披露終了。
ち「これでさよならです」的なあいさつ、勿体無いって声は多数。
まあこれぐらいの感じがいいのかもね。
多分まゆむら音楽には今回の経験がプラスされきっとまたもっと
びっくりするようなものがこれから産まれてくるはず。
刺激的な良いイベントでした。


まゆむらさん、その日は後の物販でもずっとぐすぐすしてたみたいで
理由を聞くと「安心した」、だったりしたそうで。
なんか活動を続けていく上で辛いこととか、純粋に体力的に
しんどい以外もあるのかもな。
ほんとに無理してほしくないけど、俺達がライブを心から楽しむことが
彼女の力になり、少しでも癒しになるのだったらやっぱり行ける
ライブには行こうって思う。