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日フィル@サントリーホール

日本フィルハーモニー交響楽団 
第694回東京定期演奏会
ラザレフが刻むロシアの魂Season? グラズノフ3
@赤坂サントリーホール大ホール


町田から急いで赤坂へ。
微妙に乗り換えうまく行かなかったりしたけど溜池から走って
なんとか間に合いました。
溜池の改札出てから同じように走っている母娘がいたんだけど、
そこを倍速で抜き去っていく俺、足が速いと徳だなって思った。


・日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:アレクサンドル・ラザレフ[桂冠指揮者兼芸術顧問]


セトリ
1.グラズノフ:交響曲第4番 変ホ長調 op.48
2.ショスタコーヴィチ:交響曲第1番 ヘ短調 op.10


グラズノフシリーズなのに先にグラズノフをやるせいでこんな急ぐことに
なったわけなんだが、なぜそうしたか、できるだけ知られている曲を
メイン側に置きたいという苦慮の現われ?なのか?
土曜の午後の時間帯なのに、なのか、なので、なのか、入りは半分です。
クラシックコンサートで5割空きは辛いな。


ということでグラズノフ
雄壮優雅大胆、3楽章構成で30分ぐらい、ってのもあって前回よりは弱かったかな。
良いところもあるんだけど眠くなるところもあり、って感じ。
終盤の盛り上がりはなかなか。
最後は例によって完全に客席に向かって締めのポーズのラザレフさん。
これだけでも観に来る価値はある(言い過ぎ)。
前もやったように楽譜を掲げて指差して観衆に見せてました。
自分の故郷の誇り、なんだろう、これは胸が熱くなるよい光景。


次、ショスタコヴィチ1番。
これはよくわからなかったなあ。
複雑に変化する曲構成、今ふと思ったけどクラシック界のDEP
テクニカルカオティックハードコアクラシックやな。
すごく難しいんだけどきっとこれ好きな人はむっちゃ好きになる系ってのはわかる。
あとせっかくの大編成、グランドピアノとかも入って後方の叩きモノの担当とか
1階からだと観にくくて。
やっぱオケは2階席でないと見えなくてもったいないって思いました。


両方とも30分ぐらいの演奏でアンコールもなし、なので1530には終了しました。
ガラガラでもラザレフさんはご機嫌、若い女性団員を、指揮台だいに引っ張り
あげたりしてましたが誕生日とかそういうことだったのかな?


あそうだ、長らく改修してて今年一回もいってなかったサントリーホール
前回は11ヶ月前になるのね、同じラザレフさんのグラズノフシリーズ。
音響の改善とかダイバーシティ化とかを目的とした改修だったという話だけど
ぱっと見はあんまり変わった感じではなかったかな。