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DEP@リキッド

The Dillinger Escape Plan Final Japan Tour
@恵比寿LIQUIDROOM


・CYCLAMEN
呼び屋さんの前座バンド。
いい人そうだがハードコア。
ただ交える歌が…ちょっと。
歌系の曲以外はDEPリスペクトでテクニカルハードコアの良い感じ。
あとギターのメロディアスさは特筆モノでした。
憧れのDEP前での全身全霊のパフォーマンスは良いと思いました。


・The Dillinger Escape Plan
荒くれた感じのモッシャーと内気なヲタ気質の気弱そうなの、
あとちょっと違う自分を演じたい系女性ファンでフロア一杯。
ラストツアーってこともあってだいぶ待たされた後にライブ開始したときの
歓声は感動的ですらあった。
事前告知どおりバッキバキのストロボ照明、その中で終始激しいアクションで
動き続けるメンバー達。
俺は最近疲れているしそんなに曲を理解しているわけではないので後方奥の
比較的余裕ある位置からの観賞。
みてて思ったんだけど、複雑な変拍子の連発とかカオティックなところから
たまにのりやすくなった時の気持ちよさってのあってそこでまた一気にフロアが
カオスになる感じ、なるほどって思った。
ボーカル筆頭にギターも3回ぐらい弾きながら客席ダイブしてたんだけど、
アンコール最後ドラムがシンバルとスティック持ったまま客席に飛び込んで
最後まで客の上でシンバル叩き続けてたの面白かった。
アンコール込みで時間にして1時間15分ぐらいかな、短いようだけど、
あのカオスな感じと全速力さではこれ以上はフロアもステージも無理。
逆にこれでもうお腹一杯、みたいな。
ラストツアー、この後解散っていうの理由とか知らないんだけど、
テクニカル/カオティックハードコアの代名詞として21世紀のあたらしい
エクストリームを牽引してきた功績を思うととても勿体無い。
こんだけのライブができるのに、方向性とかじゃしょうがないけど。
まあね、まだコンヴァージがいるからね、この系統は彼らに引き継がれる。
よく覚えていないんだけど多分2002のフジ以来15年ぶりDEPでした。
最後に観れてほんとに良かった。
震えるぐらいに最高でした。


アンコール終わってセキュリティ仕事で汗だくの主催者が感謝の挨拶。
熱くてとても良かった、フロアいろんなとこからありがとーって声。
出口でまた挨拶してるところ、お疲れ様って声をかけました。
ほんとアイツいい奴だな。