2019 はてなダイアリーから移行しました

FRF2017 三日目@苗場スキー場

FUJI ROCK FESTIVAL 2017 三日目
@苗場スキー場


少しは睡眠がとれて(3時間ぐらい)起きたら太陽が。
天気いー!めっちゃ上がりました。
っで、折角なんだしグリーンいるより奥でごろごろしたい、ってことで
ロンセク、リアエステートは早々と捨ててアヴァロンへ。
途中ところ天国でとちドッグ食べたよ。
開店前から待ってたのに先に別の人に売ってしまうバイトさん、
笑顔がステキよふざけんなよ、ヘルシーでおいしかったけど。
それからまだ誰もいないアヴァロンの上のほうで酒飲んで
たらまた雨になってきてしょうがないからハンモックへ移動。
これしばらくいてもいいぐらい最高気持ちよかったんだけど、
尿意に負けました。


DJみそしるとMCごはんのケロポン定食
一旦すっきりしてからまたアヴァロンへ戻ったけど、客一杯。
そうだ初めてフジでぐるぐるソーセージ食べた、別に大したことないな。
人ごみ避けてアヴァロン抜けてく間に確かに子持ちフジロッカーには
丁度いいな、っていう感じのライブちょっとみた。


・Real Estate
雨をさけて川へ、川の向こう岸の木陰の下へ。
リアルエステートはずっとそこで聞いてました。


トクマルシューゴ
リハからユミコポジションを確保。
3列目ぐらいで近いのはいいけど見上げる感じになってそれは
それでしんどいなってのはわかりました。
前の方にリズムを出す人形が2つあって、また変わったものを
なんてこの時は思ってた。
なんか後ろにいた若いのが、「モッシュになったら前へ」とか
よくわかんねえことを言ってたな。
実は結構久しぶりだったので、知らない曲もあったような。
途中なんと明和電気さん登場、楽しげなおじさんが社長。
背中に背負うリズム楽器を手で操作しつつ、おたまじゃくしみたいな
あれなんなんだろう変な楽器。
そして曲の最後、リズムを刻んでいた人形の頭がボンっ!!ワロタ。
変な楽器といえばゆみこちゃんまたすさまじい数の楽器ってか
おもちゃってかそこまでやる意味があるのでしょうか?っていう笑
あとなんか曲中に髪をブラシで梳かしてて、ん?って思ったら
トクマルさんが預けててたエレキギターを持ってグウィーンっと
ギターソロ、そこに向かって髪がなびくようにしたから仰ぐ下手の
キーボード系担当の人。
ちょっとコミックバンド化してるような。
「パラシュート」とか「ラムヒー」もあったけど、感動ってより
楽しいな面白いな的なライブでしたね。
最後の曲また明和電気社長登場、今度はさらにでっかいおたまじゃくしの
何かを持って、よくわからんわ笑
でまた最後人形の首ボンッ!ってなって喝采で終了でした。
始まって最初のほうだっけかな、曲間に後方から「トクマルシューゴ大スキー」
って女性の声に対して「俺も好きだよ」ってトクマルさん。
まあそれはよくあるけど、キッシーが「どういうことだよっ!」って
怒ったのはウケました。


・Jet
ゆっくりグリーンへ戻っていったらやってました。
おまえらほんと好きだなこれ。
あの曲もちょうどやってて大盛り上がり。
みなさん楽しそうで何より。


グリーン後方で少しでも体力を温存しようと少し横になって仮眠。
30分でも、こういうの大事、ほんと寝れてないので。


YUKI
前方は足元が湿ってるのでグリーンPA後方の椅子エリアに20分前ぐらいから待機。
あ、そうそう、椅子は昨日なくしましたのでさっきの仮眠は行楽用シート、
そしてこの待ち時間は椅子でくつろぐ奴らの真ん中でただ立って待ちます。
わかってはいたけど、やっぱぞろぞろと10人ぐらいのバックバンド。
こうなるとソロ初期のエレクトロやりにくい、ってかやらんよね。
つーことで新しめの曲中心で進んでいきます。
が、アルバムは最新以外おさえているので知ってはおりますしいい曲もある。
中盤にさらに管楽器4人ぐらい入って「JOY」、これはくそ盛り上がり。
あと、だいぶ忘れていたんだけど、「ランデヴー」は最強だな。
サビの高音たまらん、怖がらないで言えるのさ綱渡りのランデヴー。
ゆきちゃん白基調の高そうな豪華衣装、綽綽余裕のステージング圧巻。
最後によく知らないワゴンに乗る歌で大団円って感じでした。
ってか、もう終わりかよって思ったけどね。
いつか「星屑サンセット」を野外でキラキラエレクトロのまま観たいな。


・Bonobo
一応ぼのぼ行ったんだけどさ、ホワイトの橋こえたとこがもう
うわあああってなっててとてもその先に入ってからまた次
ロードのためにグリーン戻るとか考えられなくて。
ちらっとだけ様子みて退却。


空いた時間メシ食おうと思ったら苗プリカレーさえ並んでる。
人いっぱい過ぎ、飯も入場ゲートすぐの男子トイレもみたことない
ほどの列になっている、混み過ぎです。
待ってるより場外のほうがトイレ早いかなとか思って外まで行って
戻ってきてさすがに苗プリカレー空いてるやろ、と思ったが
全然空いてなかった。。。


・むぎ(猫)
食べるのは諦めてグリーンへ行こうと思ったら苗食に人だかり。
なんかエレクトリックな音がしてるのでちらっとみたら、
なんとあのむぎ猫さん。
近くでみるとカワイイというより結構怖いな笑
あんま楽器をなんかやってる感じには見えなかったですが
基本打ち込みなのかな?
またどっかで会えるのを楽しみに。


・Lorde
グリーンのずっと後方からロード観賞。
いやあ、素晴らしかった。
黒のドレス、長身、ちょっとエキゾティックな顔立ち、
エッジのたった歌唱、形容しがたいダンスというかアクションというか。
これでまだハタチなんだよな、この人がこれから歳をとって
どんなことになっていくのか、本当に楽しみ。
若くして亡くなる才能あるアーティスト多いけど、
ロードには俺より先に死んでほしくない、死ぬまでこのステージを
観ていたいと思いました。
なんかうまく言えないんだよね、何がすごいのか、
なんか見入ってしまう。
英語はかなり早口なのあって半分以上何言ってるかわかんなかったけど
結構MCよく喋る。
途中少し感極まったような感じのことを言ってた、辛いときも
あったけど頑張ってる的な(ほんとかよ)多分、知らんけど。
で、ステージの最前、へりに腰掛けて歌ったりとか。
MCだと若干子供っぽいというか歳相応な部分もあったりしてそこが
可愛い、とても良い。
でも一気に「スーパーカット」で盛り上がる、もう一個最後のやつも
すごい圧倒感だったな。
ラストステージから下におりて客の近くへ、ちょっとうらやまし。
17歳で出た初めてのフジ、その時に観れなかった分は取り戻せるかな
って思っていたけど、もう既に次のステージに進んでしまっているというか
この目でこの時みたハタチのロードのステージを堪能できた、
とても満足感で一杯。


・Asgeir
で、一応アウスゲールも観たいんでホワイト方面へ。
ってやっぱホワイトすげえ人だかりなんだよ。
多分前まで行けば余裕もあるんだろうけど、椅子よけて奥までいく
労力を思うと、もうライブも途中なのにいいや、って思って
あきらめてボードウォークへ。
ゆっくり歩きながらアウスゲールの音だけは身体に吸収していきました。


・Thundercat
休憩も兼ねてラストは夜のヘヴンへ、やっと食い物屋の余裕があるとこを
見つけたのでマッサマンカレーシンハーを。
しかしここのやつうまくなかったなー、ヘヴンのタイメシ屋。
で知り合いともあって飲んで話してたらどんどん混んでくるヘヴン。
みんなそんなサンダーキャット好きなの?ビョーク観ようよ。
そんな中気持ちいいバカテクブリブリ音でだらだらしながら
酒飲みつつ観てたんだけど、40分ぐらいみてだいたいわかったと
思って切り上げ。
やっぱりウネ観たい、そう思ってしまった。


Bjork
で、オアシスエリアに向かっていったらまだビョークはやってて
折角なのですぐにレッド橋にいけるところからしばらく観賞。
アルカもいたって、それステージで言ってたんだっけな、忘れた。
ただもう疲労が蓄積しまくっていて、たらーんってした曲だと
立ち寝する勢い。
ウネが始まる時間直前までいたんだけど例のやつ来なかったので切り上げ。
苗食に着いたら、その瞬間に「ハイパーバラッド」が聞こえてきて、
また急いで戻る。
もうでもなんか慣れちゃってこんなもんかって感じだったな。
ボンボン花火上がって盛り上がったけどさ、感動とかそういうのではなく。


UHNELLYS
ってなわけでビョーク終わりまた急いで苗食。
いつものぼさぼさパーマのキム、相当気合入ってます。
観に来てるウネを知ってる客も相当気合入ってます。
俺も眠気飛んで煽られるままにがんがんのって声上げてた。
キムがおぅおぅおぅおぅって感じでチンピラみたいに煽ってくるの
好きだなあ、なんかつられてこっちもおぅおぅおぅおぅってなるよね。
30分なのかな、それなりにしっかり曲数やった感じ、MCほとんどなくて
ぶっ続けだからなのかかなり満足感ありました。
ミディさんも腰治ってちゃんと叩けるようになってたようでなにより。


その後はオアシスで知り合いとしばらく話など。
彼らはそれでフジ終了だったのかな。
俺はまだ終われない気がして、途中でおいとましてレッドへ。


・Troyboi
夜のレッドで踊ることが本当に少なくなった、というかあまり今
踊りたいっていうんじゃないんだよな。
とはいえトロイボイの音は今風のカッティングエッジな感じ、
ふらふら揺れながら結構楽しめた。


トロイボイでなんか乗り切れない感じのヤツが近くにいるなって
思ってて終わってよく見たら知り合いで、こういうのいるの
珍しくない?って言ったらフジ終わりたくないから来てみた、らしく。
なんか俺は感傷的な終わっちゃう、みたいな気持ちはなかったんんだけど
まだ終われない、みたいなのはその時あってそういう意味では同じ。
でも、次のやつは「すっげえ暑苦しいよ」とは言っておきました。


Tha BLUE HERB
トロイボイ終わってパリピが一斉にレッドを出て行くなか
ちょっと緊張感ある客層がそれでも結構な数レッドのテント内へ。
まずバック音なしでボスがご挨拶的なかまし
これだけで燃えたね、眠気なんかふっとんだ。
バックにかっこいいヒプホプ音が入って60分間のマイク
パフォーマンス。
3日間を楽しんできた、最後にここでもう一つぶちあがろう的な。
途中ちょっと笑っちゃうような暑苦しさもあんだよな、
そういう部分もありつつ、また心がアツくなるところもありつつ。
でも、終盤、この場所に集まったみんな、そして集まれなかった
これなかったいろんなことがあって怪我や、亡くなったり、
そういうような言葉に丁度最後の高揚感がシンクロして涙出た。
俺はここにまたこれた、とてもありがたい、感謝、そして今
また最高の音楽体験をしている、ボス、今日も最高だよ。
そして、最後はいつものやつ、ボスは何度もいつものやつ、
いつものやつだけど、って言ってから、帽子をとって
ありがとうございました、じゃーーーーーーーーーーーーーーんっ!!
うおおおおおっって叫んだ俺の横に、なんか間違ってきちゃったのかな
っ的な3人組ぐらいの若い女の子達がいて、そのうちの1人が俺に
つられたのかほっそい声で「さいこーっ!!!」って叫んでました。
ああもうなんかこれでフジ終われたなっていう感じ。
この時間にブルハブ、重いなあって始まる前に思ったりしていたけど
やっぱりここに来て締めるべきだった、これて良かった。
知り合いも同じように「これですっきり終われる」って言ってた。


まだパレスもいろいろやっていたけれど、すっきりとフジ2017終了。
最後に場外でラストビール、ハイネケン買いました。
すげーうまかった。


3時半ぐらいかな、宿に帰り着いて、足だけはそれなりに入念に流して
煙草吸いに出てきてた人と少し話して。
で、もう風呂いく力も無く、明日朝一出ようってだけの気持ちで
倒れるように布団の上に横になりました。
フジロック2017完了。
大変満足です。