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火の鳥@国際フォーラム

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日」音楽祭2017 
『LA DANSE(ラ・ダンス)』 舞曲の祭典
公演番号116
@有楽町 東京国際フォーラムホールA


・フランス国立ロワール管弦楽団
指揮:パスカル・ロフェ
ピアノ:小曽根真
トランペット:エリック宮城


セトリ
1.ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥組曲(1919年版)
2.ラヴェルボレロ(小曽根スペシャル)
アンコールでジャズっぽい曲とボレロの最終部分再演


今年のラフォルジュルネはこれだけ、カミさんと。
他いろいろと用をすませてからの21時45分開演。
こんな時間の割りに相当客は入ってました。
ただし1階席前のほうってとってもオケが見にくい。
やっぱクラシックは2階席やね。


で、「火の鳥」ですが、自分の足りない教養では全くついていけず。
豪華なフランスのオケと指揮者さんは見ごたえある感じです。
相変わらずよくわからんまま最後のところ急激にぐわっと
盛り上がって終了。
まあそこだけでもなんかおおって感じにはなるな。
これがこなみかんというやつか。


小曽根スペシャルということでグランドピアノを指揮者の後ろ、
ステージ正面に持ってくるんですが、ピアノの蓋もあけて
そしたらまったく指揮者の頭ぐらいしかみえません。
ボレロの核、タイコ担当も何も見えない。
で、こりゃーっとか思ってる間にさらっと始まるリズム。
でね、ピアノが絡むってのもちょっとなあ、ってのあるんだけど、
ムッシュかまやつみたいな髪型の日本人のペット奏者も一緒に
参加するんですよねー。
ソロもペットに回って来るんだけど、うるせー。
バランス悪くね?
ピアノはね、まあ音がおっきくなるにつれ埋もれていくからいいんだが。
っていうような思いを感じながらの約15分。
それでも勇壮に進む楽曲が急転直下で終了するカタルシス素晴らしい。
アンコールはジャズピアノに最後だけオケ(弦楽器隊)があわせる、
っていうまさにオケの無駄遣い、な感じでした。
アンコールもう一回あって、「ボレロ」終盤再演、
指揮者はステージをぶらぶらしてるだけ、勢いだけで進む「ボレロ」良き。
まあ楽しみましたよ。
わざわざフランスからおいでくださったので楽団のかたがたにも
楽しんでいただきたいし、あとで寿司でも食ってください。