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日フィル@サントリーホール

日本フィルハーモニー交響楽団 
第685回東京定期演奏会
@赤坂サントリーホール大ホール


・日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:アレクサンドル・ラザレフ[首席指揮者]
ヴァイオリン:郷古廉


セトリ
1.ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77
2.グラズノフ:交響曲第5番 変ロ長調 作品55


べるはちゃんの出番が最後で遅かったのでこれは行けると
サントリーホールへ。
地味なセトリのせいか7割強といった入りでした、大丈夫か。
ショスタコは1楽章が長すぎて結構気失ってました。
遠目でよく見えなかったけど、ヴァイオリンソロのごーこくん22歳。
イケメンですがなんかあんまりドキドキ感なかったな。
音ちっちゃいような、まあ適当に言ってるけどな。


そして、休憩後の後半、グラズノフ5番。
素晴らしかった。
ラザレフのゴリ押しで集客の弱いグラズノフシリーズに付き合わされる
形になっているかもしれないけれど、おかげでこれをみれて
本当に良かった。
1楽章からフルートがメインで奏でるメロディの美しさ、悲しさ、
ノスタルジーさ、ロシア感に引き込まれていく。
2楽章でもまたフルート結構いい役目やってたかも。
最後ところ、両手でうさぎの耳みたいにして終わる愉快なラザレフさん。
3楽章、緩徐楽章、静かだけども美しい、むあーんとしたホルンの響き。
こういうところでも引き込まれてしまうのが楽曲の素晴らしさを
あらわしているよな。
最終章は華やかにらしく上げていく展開。
グラズノフさんが乗り移ったかのように活き活きと指揮台を
動き回るラザレフさん、この躍動する音楽。
例によって最後は客背に向かってのキメポーズ笑、なんなんだよ笑
興奮のあまりに声を上げそうになりながらむちゃくちゃ拍手した。
前にいた老夫婦が振り向いてくるレベル。
まじでちょっと泣きそうだった。
ラザレフさんがこだわって引っ張り出してきた同じファーストネーム
ソ連の先輩作曲家、グラズノフ、教えていただいて感謝至極です。
また観たいな、これはまたぜひともラザレフさんの指揮で観たい。