2019 はてなダイアリーから移行しました

Wonder Traveller@レニー

amiina presents WonderTraveller!!! act.3
@新宿ReNY


体調悪いし夜の仕事もあるので迷ったんだけど、
コウテカのどましゅり観るのが最後になるかもと思って行ってみた。
ライブの合間に地下系ドルイベには不釣合いな紳士的MCが入って
アーティストを次の旅の目的地に例えて紹介していくのが斬新でした。
ちょっと最初は笑ってしまったけど。


Maison book girl
ウームのワンマンも売り切れ大成功、最近ライブの評判が非常にいいブクガさん。
あまり観ようっておもってたわけじゃないんだけど、思ったより早めについて
若干押してたので結構観れました。
確かにパフォーマンスに自信のようなものが出てきた気はします。
最後にやった新曲は一聴一見ではわからなかった。


このハコ、2階というかフロアの上の階から演者とか関係者がステージ見れる
席があってその様子を下から見ようと思えばみれるのね。
で、ブクガのステージをピシッと背筋を伸ばして、リズムをとりながら
しっかり見てる人が一人いるんですよ。
他はなんか肘ついたり、喋りながらだったり、あきらかに興味なさ気だったり。
そういうとこも下からみられちゃうんだよ、ってそういうことがわからないようじゃ
アイドルどころかステージに立つ者としてダメですよ。
そういう意味で恐るべきJC2、井出ちよのさん14歳は完璧です。
ブクガは好きみたいでリズムとるだけじゃなくて歌詞を口ずさみながら、
時に座ったまま手だけで振り付けを真似しながら、でもしっかり見てる。
しっかり見てる、を演じている、のかもしれないけれど、とにかく完璧ですね。
ちよのさん、その後も他のステージをまったく同じ姿勢でしっかり
観賞しておられて、こんなエライ子ほんと大丈夫かと思いました。
ささきあやか、ひろたあいかに続く14歳アイドル完成説の継承者はいでちよのです。
(ついこの前も書いた)


校庭カメラガール
気合入ってますね、さすがに、ステージもフロアも。
暗い中新メン含む6人で登場、真ん中に金髪じゃないほうの新メン、
顔の前左手を水平にして止まったまましばらく、からの「レスキューミー」。
真ん中の新メンがサビまでずっと下を向いて走り続けるフリがいいですね。
ガンガンたたきつけてくるライムとエレクトロビート、しゅりは時々潤んだように
なったようにみえつつも真っ向勝負直撃パフォーマンス。
フロア側のコールもちょっと今年の2月のしげゆ充終盤のオイコールぐらいの
気迫を感じました(というと言い過ぎかもしれないがそれが頭に浮かぶぐらい)。
エスキーモ」、ちっちゃな身体の前で左右に大きく右手を一杯に振り払うような
しゅりの動き、アレに一番最初のライブで驚かされたんだよな。
こいつマジだな、って。
楽しい曲もやりつつ、最後は新曲、というかセカンドの曲と思われるやつ。
「わたしがいなくなってもここでうたっていたことわすれないで」っていうような
内容を繰り返すエモい曲。
歌詞が直接過ぎてその辺「アンドゥ」とかに比べると芸術性はないなあって思うんだけど
直接的であることの伝わりやすさもあるわけで、やべーって思いました。
残り一週間を切ったワンマンの告知だけして終了。
どましゅりラスト言わないのかよっ!って思いました。
集客の絶好のネタじゃないかと思うんですが、そういうのがイヤなんですかね。
アホだなあって思うけど、そういう青臭いのは好きだよ。
ヨラテンのチケットを抑えていて、迷っている、という建て前にはしているけど
ライブを観ているうちに俺がその日のワンマンに行くことはもうわかった。
散り去る直前の花(というには地味で愚直だけど)が一番美しいこと知ってるからね。


おやすみホログラム
一転張り詰めたものが放たれるような開放感。
一時期のかなみるはピリピリ感が強かったけど、今は緩急あって尚良いと思います。
小川PがバックDJのセットで最初は「庭」からしっとりと。
楽曲の幅が広がってパフォーマンスとのちぐはぐ感が?みたいなこと前書いた
んですが、そいうものって思えば自由度上がっていいと思います。
客がクソ厄介一辺倒な盛り上がりかたしなくなったぶんこっちの方が好みかも。
今回のメンツではちょっと異色ではあるので盛り上がり的にはメンバー二人も
不満だったようだけど、俺的にはちょうど良かったかな、スーツだったし。


amiina
以前から観る機会をうかがっていたJCユニット。
画像映像では結構カワイく思ってて、実際とはちょと印象違った。
よく喋るほう、誰かに似てると思ったらあーたんでしたね、○ゴ最高。
いきなり壮厳な感じのゆったりとした曲。
新曲らしく、歌がかなり心もとなげ、緊張してたみたいだね。
途中から完全に変調してバキバキになる感じでしたがアレが2番?
俺は別曲かと思ったよ。
途中JCだなあっていうMCありつつ、ライブでやる曲はテクノっていうか
ダンス志向おさえててうまいなあって感じ、かなりいいです。
客もこの日特別というのもあってかなり盛り上がってました。
このロリコン共め。
盛り上がっても殆どコールやミックスがないっていうの、あらためて新鮮だった。
最近ほんと汚いミックス現場に慣れすぎだからな。
終盤やった「モノクローム」っていうエレクトロポップの手本みたいな
曲がぱふむみたいで素晴らしかった。
そのあとのMCでよく喋るほうのあみちゃんがこの曲が一番好きって
言っててあー、好きさがダンスとその表情に溢れていたなあって思います。
決して歌がめちゃくちゃうまいとかではない(下手っていうほどではないけど
たまに音程が心もとなかったりする。べるはちゃん、っていうかみずほと
あーやんよりは全然まとも)、ダンスは2人なのにそこまで無理して
きっちりそろえるまで合わせさせてない、っていう中でいいなって
引き込むパフォーマンスをするのはすごいなって素直に思いました。
ずっとライブ観たかった「キャンバス」も観れて、最後にみーなが
ピアニカ持つ曲の前、MCで感謝をのべようとしたあみちゃん、
「やっぱりやめた!」ってステージ見えないように右手で顔の前をパーで
隠して、耐え切れなくて泣いちゃって、やばい、カワイイ。
それまでMCでは控えめ、あみちゃんに突っ込む担当だったみーなちゃんが
あみちゃんに向かって両手を伸ばして「大丈夫?くる?」っ的なことを言ってあみちゃんがその
腕の中へ、っていうなんだこの青春ドラマは、けしからんぞ。
それみてぐっとくるロリコン共マジ気持ち悪い最低。
あれ、これアンコールの時だっけ、まあどっちでもいいや。
からの本編終了、アンコール。
曲はわからなかったんだけど、キャップを目深に被った少年が登場、
ラップを被せてクールにステップをとる、あー、ミリじゃねーか!
2番では帽子とって顔みせて盛り上げてました、ミリまじですげーな。
ほんと素晴らしいパフォーマーになったよね。
あみーなの二人も興奮しておりました、まあJC3からみりゃJK3といえども
超ねえさんだもんな。
からのダブルアンコール、「キャンバス」、2回目か、と。
「これで最後になるかもしれないから」とあみ、みーながなんかフォローしたが
聞き取れず、え?なんだ解散でもすんのかって不審に思っていた。
ちょっとアレンジの違う「キャンバス」ゆったりめ。
コウテカの初ライブからいつも最前にいる背の高いパーマロンゲがあみーな
ライブ中もずっとフロアでちゃんとのってるなーって思ってたんですよ。
そいつがアンコールでは最前に行っててなんだいただかれたのか?って
思ってたんですよ。
そしたらね、「キャンバス」途中、もるもるがラップで登場、おおなるほど。
そして次にどましゅり登場。
ミリみたいにバキバキにあげて盛り上げる系じゃなくて、グルーヴィーな
フリーっぽいラップだったけどそれはそれであってたな。
もるもる明らかに泣いてた。どましゅりは泣かないで強い目をしていた。
曲終わりまでにコウテカ2人はステージを去り、最後はあみーな閉めて終了でした。
最後ってのはこういうことだったんだね。
なんつうか、すげーいいイベントだったな、最初からいても良かったと思ったぐらい。
レニーってそれなりに大バコだしサイド空間作ってたけど、とてもあみーなレベルで
埋まるようなハコじゃないと思っていたら、そんな全然悲惨とかではなかったもん。
見え方だけの問題とはいえ感激して泣いちゃうぐらいの結果を出したわけで。
また別の機会にみたいと思います。
ロリコンってきもい。