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読響オペラ「パルジファル」@東京文化会館

東京二期会オペラ劇場 ワーグナー作曲「パルジファル
@上野 東京文化会館 大ホール


演目:舞台神聖祭典劇「パルジファル」(全3幕・原語(ドイツ語)上演・字幕付)
台本・作曲:リヒャルト・ワーグナー
指揮:飯守泰次郎
演出:クラウス・グート

出演
アムフォルタス:黒田博
ティトゥレル:小田川哲也
グルネマンツ:小鉄和広
パルジファル:福井敬
クリングゾル:泉良平
クンドリ:橋爪ゆか
聖杯守護の騎士:加茂下稔、北川辰彦
小姓:渡海千津子、遠藤千寿子、森田有生、伊藤潤
花の乙女:青木雪子、坂井田真実子、岩田真奈、鈴木麻里子、磯地美樹、小林紗季子
演奏:読売日本交響楽団
合唱:二期会合唱団


1部が110分、2部が65分、3部が75分、間に25分ずつの休憩を
はさんでの5時間超の長丁場。
ワーグナーにしては弱い主題の序曲の後に巻くが上がって舞台登場。
歌は全てドイツ語で舞台両脇に日本語の訳が現れます。
最初は見てたんだけど、1部はわけわからんし眠くなってきて
半分以上は寝てた...
内容も全然わからず。


2部はしっかり見ました。
愛欲の誘惑を振り切ってパルジファルが進んでいく内容なんだけど、
はっきしいってくだらねぇえええ。
こんなことにこんだけの大仰なしかけや音楽を使って、まあなんて
贅沢なこと。
いやでも逆にすげぇなあ、って感じ。


3部ちょっと眠くなったけど最後まで頑張って観た。
相変わらずくだらんストーリーではあるがとにかく圧倒することには
変わりなく、はいそうですかもうすみませんとしか言いようがない。
全曲250分を演奏しきったオケの音が止まると演者達を称える
拍手の渦が巻き起こりました。
あちこちでブラヴォーも発生。
いやあもう内容どうこうより、こんだけの無駄を思い切ってやるとこが
凄すぎる。
圧巻っちゅう言葉はこういうときに使うんやな。


そうそう、2階席の中央、特等席にこーたいしが来てました。
初めて生でみましたが普通のおっさんやな、あたりまえやけど。