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日フィル@サントリーホール

山田和樹コンチェルト・シリーズ Vol.1
@赤坂サントリーホール大ホール


・日本フィルハーモニー交響楽団
指揮 山田和樹
ピアノ 小山実稚恵


セットリスト
1.ラヴェル : ピアノ協奏曲 ト長調
2.ラヴェル : 左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
休憩
3.サン=サーンス : 交響詩 《死の舞踏》
4.ラフマニノフ : パガニーニの主題による狂詩曲
E1.ラフマニノフ : パガニーニの主題による狂詩曲から第17,18変奏


初めてP席に座ったんですが、指揮者は良く見えるけど近くの叩きモノとか
笛の人とか見難いし音がなんか片寄る気がしてやっぱダメだと思った。
今後はやっぱり2階席かな。
それはともかく、開場してしばらく指揮者の山田君がなんだか講釈を
たれてました、こりゃ若いけどなかなかの音楽ヲタクだな、って感じ。
悪い気はしなかったけど、そっち系かなーって。
しかも前半はかなり気持ちよく眠れました。
正直に言うとラフマニノフ中盤ぐらいからやっと入り込めた感じ。
ですが、それがもう圧倒的に素晴らしかったのだ。
ピアノの小山さんもすごいけど、山田君のコンダクトっぷりが音楽が
好きでたまらない、そんな愛に溢れていてオーケストラを愛でるような
とても好感の持てる指揮っぷりなんすね。
で、最後劇的なフィナーレの後、山田君指揮台飛び降りて小山さんに抱きつくw
これ年齢が逆ならパワハラでもしゃーないで。
でもね、それぐらい小山さんの演奏も素晴らしかったし、それを受け止めて
オケを融合させた山田君はもっとすごい。
若い正指揮者として今後も良い演奏を見せて欲しいものです。
アンコールの穏やかなところも良かったなあ。
ピアノソロでは山田君目を瞑って頷きながら聞き入っているの。
そしてオケが入るところの絶妙なタクト捌き。
はい、いろいろ書いたけど俺知識ないからね、適当な感想だからね、
文句も批判も勝手にやってくれ。
俺は今日、とてもいいもの観たと思ったんだ。