正確には今年発売のアルバムで自分が好きなベスト10。
新譜をチェックするというよりはライブのためにCDとか音源聴いてるだけなので
ライブ行かないアーティストの新譜はなかなか聴かないわけですよ。
まあ別にそれはそれで良くて、何が言いたいかと言うと、お前今年アレ入れてないとか
有り得ないっしょみたいな突っ込みはしないでね、ということです。
そんなことされる程読まれてるブログじゃないけれど。
前置き長くなりましたが、では2009年アルバムベスト10行ってみましょい。
1.ASA-CHANG & 巡礼 : 影の無いヒト
アサちゃん入魂の一枚。
「花」以来、それ以上の衝撃を受けた今年の大傑作。
2.GOMA & The Jungle Rhythm Section : Afro Sand
待望のJRS第2弾。
確実に進化した楽曲群に納得。
アイデア一発じゃ終わらない、そんな気概をみせた一枚。
3.Animal Collective : Merriweather Post Pavillion
めくるめく極采色の音世界。
前作も素晴らしかったけど、予想や不安を軽く払拭する快心のデキ。
4.Lightning Bolt : Early Delights
今年の自分的キーワードは異形、だったと思うんだけど、それを体現したカオス音楽。
それも昔に比べると確実に進化してきていて、ここに来て昇華したような。
いやでもまだまだ期待はしてます。
5.Tyondai Braxton : Central Market
こっちはカオス方面ではなくなんじゃこりゃ、的な衝撃を受けた。
クラシックの使い方がうまくハマッた好例。
6.にせんねんもんだい : FAN
1曲ですがいいんです。
かっこいいからいいんです。
繰り返し繰り返しどかんどかん、それで全てを表現したのが凄い。
7.BOREDOMS : SUPER ROOTS 10
これは実質「ANT10」一曲への評価。
俺がボアに求めるものを詰め込んだ待望の新作に文句はないっす。
8.clammbon : re-clammbon2
当初は買う予定じゃなかった一枚。
フジロックでの素晴らしい「reアホイ」につられての購入なんだけど、
やっぱね、クラムボンはこういうアレンジにも大きな魅力があるのだと再認識した。
9.Moritz Von Oswald Trio : Vertical Ascent
ほんとたまたま普段聞かないもの聞いてみたらすげ良かったっていうパターン。
ヴィラロボスを引き合いに出すのが正しいかどうか知らないけど、俺的にはそれぐらい
キタ、と思った一枚。
10.Perfume : トライアングル
前作に比べると勢いも内容も落ちるのは確かだけど、シングル曲の強さと
聞くほどにハマりこむ中毒性は健在。
流行り廃りなんて俺には関係ない。
次点 KIRIHITO : Question
最初はう〜む、と思ったんだけど、ライブ見てると聞き方変わるね。
じわじわと馴染んできて、来年ぐらいには超好きになってるようなそんな予感。
講評としては。
ヨラテン、スーファリは良かったけど、いつも通り良かったということで除外。
その他エゴ、昨晩さん、カットマンブーチェ、ノラジョンズなんかも良かったです。
来年のライブに向けて期待のDMSTも良かったな。
一方、グリズリーベアとかダーティプロジェクタとかギャングx2ダンスとか、
カメラオブスキュラとかモンスターズオブフォークとかフリートフォクシーズとか
ディアハンタとかアクロンファミリとかこの辺系、ってのはハマルとこまでいかなかった。
いいとは思うけどどうも頭優先というか、ぐっとクル感じがまだないんだな。
そういう意味ではガガの方が分かり易くて好きだ。
へヴィ系は今年も今一つ、というかもう昔のように心まで引きずり込まれる程
いわゆるメタル近辺の音楽を求めていないのかもしれない。
強いてあげるとブルータルトゥルースは良かったな。
分からなかった系でいうとリップスにトータス、すんません俺耳タコです。
期待外れNo.1は勿論マソソソx2、前作よりはマシでしたがね。
あら恋のライブ盤もあのライブ見てたらすげえんだろうと思ったら、やっぱ
CDはCDですね、所詮って感じで残念でした。
聞いてない系一杯あるんですが、SFUライブ盤、sgt新譜好きなのに買ってない。
スレイヤに至っては買ったのに聞いてない。
当然ながらボンジョビとかパールジャムも殆ど聞いてない。
ライブ中心の間は多分こんな感じで行くんだろう。
でも今年のトップ3のようにワクワクするような新譜もやっぱり期待はしてます。
以上、走り書きのアルバムベスト10。
