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FRF2016 ニ日目@苗場スキー場

FUJI ROCK FESTIVAL 2016 ニ日目
@苗場スキー場


この日も朝からヨガに、と思ってピラミッドガーデンに
行ってみたのですが、日差しが厳し過ぎて断念。
あれ無理やろ。
いっぱいやってたけど。


Predawn
やっとみれたプリドンちゃん。
気持ちの良い朝の苗場の空にぴったりなアコギ弾き語りのヒーリング
ヴォーカルミュージック、とても気持ちいい。
ただし暑過ぎるけどな。
小動物系というか小女性をうまく自己演出してるようなところも
うまいというか。
苦手なパリピが起きないように眠りの曲というところで、
プ「パリピはまだ寝てるんですかね。」に対して遠くのテントから
歓声が。プ「あ、起きてた」。
他、「朝は弱いんです。といって強い時間もない」とか、
「二日酔いで一緒に迎え酒しましょう」とか、うんいいね。
これまでのフジはいつも雨だったので今回晴天でやっと長靴脱げた
って喜んでいました。
最後はお礼を述べたあとに小さくガッツポーズしてステージ袖に
逃げ込んでいきました。
かわゆい。


avengers in sci-fi
非情とも言えるコレクターズとの被りで、どうも周りに初登場コレクターズを
取る人が多かったのと、自分的にはアヴェンズを応援したい気持ちが
あったのでレッドの結構前まで行ってみる。
気持ちいいいいライブだったんだけど、終盤もうひとつガツンと
欲しかったというのが正直な気持ち。


・Tom Odell
グリーンを素通りしていったはずだが記憶なし。
イケメンシンガー。


・Mark Ernestus' Ndagga Rhythm Force
ヘヴンでやってたアフリカダンスミュージック。
なんというか想像が付いてしまうところがわくわくしない。
そんなちゃんと聴いてないからあんまりいうべきじゃないが。


ROVO
超暑い昼下がりの日差しの中でのロボ。
ステージとPAの丁度真ん中あたりのポジションで観賞。
セッティングの時からみてたんだけど、もっさんがマスクしてて
なんか危ないおっさんみたいだったw
ライブ始まると知らないうちに人が増えていて、
真昼間どうかと思ったけどそれはそれで最高だなって感じ。
で、かなり客席もあったまってきた「SUKHUNA」、
繰り返して繰り返して繰り返して引き伸ばして引き伸ばした後の
ブレイクからの爆発展開でぶっ飛びました。
最近はもっとじわじわ登っていくようなのが多かったので
ロボでこんだけ衝動的に爆発したのは相当久しぶり。
で最高だーって思ってたら、最前付近砂埃がもうもうと、
なんとロボでモッシュが発生してた。
ので、俺も人かき分けて最前モッシュゾーンにつっこみました。
ジン原田めっちゃ煽ってるし、勝井さんも珍しくライブ中に
みたかってな睨むような視線をなんども客席に向ける。
ロボ至上もっともライオット的に荒れた盛り上がりだったんじゃないかな。
いつもはもっと祝祭的だよね笑
で、曲が終わって大歓声が上がったところでなんともう一曲ありました。
「シノダブ」で軽くっていうと失礼だけど、これはこれで
暴動の後に超楽しかった。
フジと共に歩いてきた勝井さんの20周年記念ロボ、
ホームヘヴンで最高のライブとなりました。


セトリ
1.Batis
2.ECLIPSE
3.KMARA
4.SUKHNA
5.SINO DUB


・Con Brio
その後続いて今年のフジの目玉となったコンブリオの登場。
フジロック深い、本当にこういうところは素晴らしい。
あとは今かなりダメになったところあるけど、これがあるから
まだ俺はフジロックを誇れる。
前夜祭、初日深夜と既に2回ライブを観てきたので、
追いかけている俺と同じようなファン達はレスポンスも返すけど
やっぱり広いヘヴンで初見の人も多い感じ。
バンド側も時間がたっぷりあることもあって、しっかり演奏する
という部分もある程度時間とってみせられたのは良かったと思う。
勢いだけだと飽きちゃうのを、そうじゃないよっていうような。
まあでも、見せ場はヴォーカルのダンス、きれいに割れた腹筋、
バク転、サービスでもっかいバク転、みたいな目に楽しいパフォーマンス。
それらが強固な楽曲に裏打ちされてるのが素晴らしい。
既に秋の再来日が発表されていたこともあり、今度はしっかり曲を
聞き込んでからみたいな、って思いました。


セトリ
1.Paradise
2.temptations talking
3.Sundown
4.Open Close
5.Give it all
6.Money
7.FREE AND BRAVE
8.Never Be the Same


・The Heavy
疲れたので一旦ホテルへ戻ろうってところ途中でホワイトでの
ステージを眺めながら。
ほんとはちゃんと観たいなとも思っていたんだが。。。


Beck
ホテルで休憩後友達と出会って、トータスへ向かう途中に
グリーンを通り過ぎがてら。
これデジャヴというか、2005、11年前のフジ、それも同じ2日目の夜だ。
ホワイトへ向いながらグリーンでやってたベック、
「ルーザー」を歌いながら、知らない兄ちゃんと酒を飲み交わして
いったんだった。
今回は友達と、グリーンに近づくと「デヴィルズヘアカット」やってて、
のんびりグリーン後方を移動してたらまたたまたま「ルーザー」聴けたのでした。


Tortoise
初めてみるという友達と一緒にホワイトまで行って始まるまで
話をしていたのだけれど、俺自身あんまり期待もなくて、
まあみるかって感じでした。
そしたら、イメージを覆すような情熱的なパフォーマンス。
なんかメンバーそれぞれが個々の世界に入り込んで集中して
プレイしてる、みたいな印象だったんだよな。
それがくるくるとパートを転換しながら楽しげに高らかに音楽の
情熱を伝えてきていて最後は大きな声を上げてしまうぐらい、とても良かった。


・KENTA HAYASHI
休憩がてらアヴァロンへ。
ハットにメガネでパーマの長髪っていう俺的にはいけ好かない風貌で
ギターを弾き語る若者。
途中タップダンサーsaroが登場して一緒にパフォーマンス。
ノリのよさにほうほうって思ってみてました。
でね、最後だったかな、スカした野郎だと思ってたケンタくん、
フジに出れて嬉しい感謝しているということをアツく語るんだよ、
なんか一気に心がアツくなったよ。
それまでみていたパフォーマンスがまとめて一気に心に入り込んで
きたような、そんな感じでした。


Squarepusher
こんな音楽をホワイト埋めるような人数が観に来るのはおかしい。
案の定ライブが始まると続々とその場を離脱していく。
エレクトロっていうにはあまりに無機質なノイズビート。
リズムも不規則で聴く者の神経を逆撫でするような、
俺にとってはとても刺激的なノイズミュージックだと思いました。
とっても気持ちいい。
こいつはマジで最高だって感じで完全に自由に身を任せるというか
放り投げるというか好きなようにしてた。
で、アンコールがあるのね、一応ホワイトトリだから。
仮面をとってみなさんお待ちかねのベースコーナーになるんだけど、
俺は逆にこっちがいらない、バカテクとかそんなのどうでもいい。
欲しいのは意味わかんねーっていう衝撃だ。


・MOROHA
苗食まで戻ってくるとかなりの人だかりになってました。
知り合い一味が苗食で集まって飲んでるんだけど、
そこには加わりたくないぼっち属性なので、ステージ側の
見え易い位置に待機。
フジに出ることを夢見てきた、というそれを過剰なフロウで
過剰な情熱で伝えるステージ、そこまでやられたら参ったよっていう感じ。
ギターが終始クールな感じでいるのはコントラストでいいな。
ボンクラ武道館の共演で見て以来単独のライブは初めてで、
このフジロック、それもあえて苗食でみれたのはとても良かったかも。
ただな、スウィート過ぎるんだよな、もう少し毒があるとハマれるかも。


・Baauer
すっかり疲れきったからだをひっぱって中日深夜盛り上がるレッドへ。
ガンガン盛り上がってましたが踊り倒そうなんて気持ちにまでは
なれずにここで2日目終了しました。


まあでもこれでもフルで7アーティスト満喫してる上に
他ちらちら観れてるわけでそりゃあ楽しいよ。
ほんと人と話してる時間ないんだよね、こうやってると。


そういやゲート出たところ、シールズのおくだあきいて、
気付いたフジロッカーに声掛けられてた。
おくだも酔ってたみたいだったけど、ちゃんと丁寧に対応していて
うざいだろうに偉いなあって思いました。